活動報告

2020年3月26日

毎日新聞(夕刊・デジタル)に漫画「文明の起源:シリアの先史時代」(原作:常木晃/作画:五十嵐あゆみ)出版についての記事が掲載されました。

  デジタル版(一部):https://mainichi.jp/articles/20200326/dde/007/030/036000c

 




2019年6月8日‐30日

東京池袋にある古代オリエント博物館において、クローズアップ展「危機にあるシリア文化遺産の記録」を主催しました。







2019年3月1日‐3日

トルコ・イスタンブールにおいて、シリア人の難民教育に当たっている教員、難民の学生などを対象として、ワークショップImportance of the Near Eastern Archaeology for the Next Generationsを開催しました。


 概要はこちら(PDF)




2018年2月26-3月1日, 3月5‐8日



日本政府の援助を得て、UNDP(国連開発機構)が実施したThe Silk Road Friendship Project: Saving Syrian Cultural Heritage for the Next Generation, Beirut Workshop に参加し、シリアの考古学と歴史の重要性をシリア文化財博物館総局のスタッフに教授しました。



2018年3月14日


読売新聞(日刊)の文化欄に「シリアの文化遺産 どう守るか」(常木 晃 著)の記事が掲載されました。




2018年2月13-15日


ワークショップ:Syrian History and Archaeology for the Next Generations を、レバノン・ベイルートにて開催しました。シリア人への教育を行っている難民学校などの教員を対象として、シリアの考古学と歴史を包括的に解説しているA History of Syria in One Hundred Sites(Youssef Kanjou and Akira Tsuneki編、英国Archaeopress社2016年発行)アラビア語版Tarikh Suria fi Mia Muwaqa Ashsuriya(改訂版)を使ってシリアの遺跡の重要性を考える授業を行いました。また、難民学校での歴史教育に関する悩みや問題点等について話し合い、様々な提言をしました。



2017年3月22-23日


ワークショップ:PREPARING THE MANUALS FOR THE PROTECTION OF SYRIAN
CULTURAL HERITAGE、アラビア語による「文化遺産取り扱いマニュアル」に関する
ワークショップを筑波大学筑波キャンパスにて開催しました。
参加者は、Dr. Georgios Toubekis(独アーヘン工科大学)、宇野朋子(武庫川女子大学)、
渡部展也(中部大学)、Dr. MAAMOUN ABDULKARIM(シリア文化省博物館総局長)、
Dr. LINA KUTEFAN(シリア文化省遺跡管理局長)の5名を招へい予定でしたが、シリア
文化省の2名は直前にシリアからの出国命令がシリア政府の判断で取りやめとなりました。
代わりに、Skypeで現地からシンポジウムに参加しました。また、来日したDr. Georgios
Toubekisは、東文研も訪問し、シリア文化遺産保護に関す打合せにも参加しました。
マニュアル第1号として、Booklets for protection of Syrian cultural heritage vol.1 PHOTORRAMMETRY FOR CULTULAL HERITAGEby Nobuya WATANABE を出版しました。




2017年3月



A History of Syria in One Hundred Sites(Youssef Kanjou and Akira Tsuneki編、英国Archaeopress社2016年発行)のアラビア語版Tarikh Suria fi Mia Muwaqa Ashsuriyaを改訂して、シリア人難民教育を担う主要なNGOに配布しました。



2017年3月



A History of Syria in One Hundred Sites(Youssef Kanjou and Akira Tsuneki編、英国Archaeopress社2016年発行)のアラビア語版Tarikh Suria fi Mia Muwaqa Ashsuriyaを、シリア国内の教育機関及びレバノンとトルコのシリア難民キャンプ教育施設などで配布しました。



2015年12月


「日本西アジア考古学会」が主体となってベイルートで実施した「シリア考古学会議」に協力しました。会議は15か国200名以上の参加があり大盛況のうちに終わりました。シリアで文化遺産の保護に当たっているシリア人考古学者たちを勇気づけた会議になりました。




2015年3月15-17日


専門家会議:ONE-DAY MEETING ON SAFEGUARDING OF THE SYRIAN CULTURAL HERITAGE CONCERNING SYRIA-JAPAN COOPERATIONをレバノンのベイルートにて開催しました。
2015年2月のシンポジウムにシリア文化財博物館総局(DGAM)の研究者らが参加できなかったために、日本から研究者3名がレバノンへ赴き、シリア人研究者らとシリア文化遺産の危機に対する日本の貢献の可能性について討論を行いました。3月16日にはベイルートの東京外国語大学中東研究日本センターを会場として、DGAMからの3名の研究者およびレバノンDGA総裁、レバノンの文化財研究者らと日本からの4名の研究者を加え、専門家会議を実施しました。




2015年2月21-22日



シンポジウム:「シリア内戦下の文化遺産:その危機と保護にむけて」”Symposium: A crisis of Syrian cultural heritage and the efforts to safeguard it”を池袋サンシャインシティ文化会館にて開催しました。
シリア文化財博物館総局(DGAM)から総裁をはじめとする3名の研究者やシリアの伝統音楽に関わる演奏家・研究者2名、国内の研究者らを招へいし、シリアの有形無形文化遺産の置かれた危機的状況やシリア文化遺産の素晴らしさを日本の方々に広く広報することを目的として開かれました。DGAMの3名は来日が果たせませんでしたが、ビデオメッセージを寄せていただきました。また、在日シリア大使館臨時代理大使にもご参加いただきました。