2024年1月31日-2月5日
2023年度筑波大学におけるシリア人若手研究者保存修復研修
2023年12月20日
アラビア語版の小冊子「アイン・ダーラの聖なる神殿のお話」はシリアとトルコで印刷され、シリアの学生たちに配布されました。また、第8回国際イスタンブールアラビア語ブックフェアでも発表および配布されました。
2023年3月8日
土製品の劣化原因と、保管環境に関する「土製品の保存修復」オンラインワークショップを開催しました。
場所:オンライン
講師:西村 明子
2023年3月7日
博物館における収蔵資料の保存・管理、収蔵庫や展示場の環境を整備、傷んだ資料の修復に関する「博物館における文化財資料の保存」オンラインワークショップを開催しました。
場所:オンライン
講師:増田 久美
2022年11月27日、28日
3Dドキュメンテーションの基本的な知識と処理、および関連データの活用を提供することを目的とする「文化遺産の写真測量」オンラインワークショップを開催しました。
場所:オンライン
講師:山田 修 教授(奈良県立大学)
2022年7月20日、21日
文化遺産のドキュメンテーションの技術として活用・応用できるよう、Agisoft 社のソフトウェアであるMetashape を用いた3D 計測の手法に関する「文化遺産の3D
ドキュメンテーション」オンラインワークショップを開催しました。
場所:オンライン
講師:渡部 展也 教授(中部大学)
2021年10月25日、26日
シリアの専門家、学生、石のモニュメントの保存・修復に関心のある人々を対象に、オンラインワークショップ「石造文化遺産の保存」を開催しました。
場所:オンライン
講師:Bert Praxenthaler
2021年8月26日、27日
シリアの専門家、学生、石のモニュメントの保存・修復に関心のある人々を対象に、オンラインワークショップ「石造文化遺産の保存」を開催しました。
場所:オンライン
講師:及川 崇
シリア・アラブ共和国における文化遺産保護国際貢献事業
シリア各地の文化遺産は、戦闘により被災したり、博物館や遺跡から略奪盗掘にあい密売されたり、あるいはISによって故意に破壊されるなど、極めて深刻な状況に陥っている。これらの行為から文化遺産を守るために、文化遺産自体を正確に記録し、当該国の人々に文化遺産の重要性を啓蒙し、人々自身が持続的な保護活動を行うことのできる具体的支援を継続することを目的として本事業は活動している。具体的な支援の内容として、1)
シリア文化遺産解説本の配布と教育 2) 文化遺産の記録・公開 3)文化遺産の保全・保護マニュアルの作成と配布・公開 を通じてシリア文化遺産の保全、保護を促進している。本事業は文化庁の文化遺産保護国際貢献事業の一環として、2015年より活動を続けている。
2020年3月26日
2019年6月8日-30日
東京池袋にある古代オリエント博物館において、クローズアップ展「危機にあるシリア文化遺産の記録」を主催しました。
2019年3月1日-3日
トルコ・イスタンブールにおいて、シリア人の難民教育に当たっている教員、難民の学生などを対象として、ワークショップ Importance of
the Near Eastern Archaeology for the Next Generationsを開催しました。
2018年2月26日-3月1日, 3月5‐8日
日本政府の援助を得て、UNDP(国連開発機構)が実施したThe Silk Road Friendship Project: Saving Syrian
Cultural Heritage for the Next Generation, Beirut Workshop に参加し、シリアの考古学と歴史の重要性をシリア文化財博物館総局のスタッフに教授しました。
2018年3月14日
読売新聞(日刊)の文化欄に「シリアの文化遺産 どう守るか」(常木 晃 著)の記事が掲載されました。
2018年2月13-15日
ワークショップ:Syrian History and Archaeology for the Next Generations を、レバノン・ベイルートにて開催しました。シリア人への教育を行っている難民学校などの教員を対象として、シリアの考古学と歴史を包括的に解説しているA
History of Syria in One Hundred Sites(Youssef Kanjou and Akira Tsuneki編、英国Archaeopress社2016年発行)アラビア語版Tarikh
Suria fi Mia Muwaqa Ashsuriya(改訂版)を使ってシリアの遺跡の重要性を考える授業を行いました。また、難民学校での歴史教育に関する悩みや問題点等について話し合い、様々な提言をしました。
2017年3月22日、23日
ワークショップ:PREPARING THE MANUALS FOR THE PROTECTION OF SYRIAN CULTURAL HERITAGE、アラビア語による「文化遺産取り扱いマニュアル」に関するワークショップを筑波大学筑波キャンパスにて開催しました。
参加者は、Dr. Georgios Toubekis(独アーヘン工科大学)、宇野朋子(武庫川女子大学)、渡部展也(中部大学)、Dr. MAAMOUN ABDULKARIM(シリア文化省博物館総局長)、Dr. LINA KUTEFAN(シリア文化省遺跡管理局長)の5名を招へい予定でしたが、シリア文化省の2名は直前にシリアからの出国命令がシリア政府の判断で取りやめとなりました。代わりに、Skypeで現地からシンポジウムに参加しました。また、来日したDr. Georgios Toubekisは、東文研も訪問し、シリア文化遺産保護に関する打合せにも参加しました。
マニュアル第1号として、Booklets for protection of Syrian cultural heritage vol.1 PHOTORRAMMETRY
FOR CULTURAL HERITAGE by Nobuya WATANABE を出版しました。
2017年3月
A History of Syria in One Hundred Sites(Youssef Kanjou and Akira Tsuneki編、英国Archaeopress社2016年発行)のアラビア語版Tarikh
Suria fi Mia Muwaqa Ashsuriyaを改訂して、シリア人難民教育を担う主要なNGOに配布しました。
2017年3月
A History of Syria in One Hundred Sites(Youssef Kanjou and Akira Tsuneki編、英国Archaeopress社2016年発行)のアラビア語版Tarikh
Suria fi Mia Muwaqa Ashsuriyaを、シリア国内の教育機関及びレバノンとトルコのシリア難民キャンプ教育施設などで配布しました。
2015年12月
「日本西アジア考古学会」が主体となってベイルートで実施した「シリア考古学会議」に協力しました。会議は15か国200名以上の参加があり大盛況のうちに終わりました。シリアで文化遺産の保護に当たっているシリア人考古学者たちを勇気づけた会議になりました。
2015年3月15-17日
専門家会議:ONE-DAY MEETING ON SAFEGUARDING OF THE SYRIAN CULTURAL HERITAGE CONCERNING SYRIA-JAPAN COOPERATIONをレバノンのベイルートにて開催しました。
2015年2月のシンポジウムにシリア文化財博物館総局(DGAM)の研究者らが参加できなかったために、日本から研究者3名がレバノンへ赴き、シリア人研究者らとシリア文化遺産の危機に対する日本の貢献の可能性について討論を行いました。3月16日にはベイルートの東京外国語大学中東研究日本センターを会場として、DGAMからの3名の研究者およびレバノンDGA総裁、レバノンの文化財研究者らと日本からの4名の研究者を加え、専門家会議を実施しました。
2015年2月21日、22日
シンポジウム:「シリア内戦下の文化遺産:その危機と保護にむけて」”Symposium: A crisis of Syrian cultural heritage and the efforts to safeguard it”を池袋サンシャインシティ文化会館にて開催しました。
シリア文化財博物館総局(DGAM)から総裁をはじめとする3名の研究者やシリアの伝統音楽に関わる演奏家・研究者2名、国内の研究者らを招へいし、シリアの有形無形文化遺産の置かれた危機的状況やシリア文化遺産の素晴らしさを日本の方々に広く広報することを目的として開かれました。DGAMの3名は来日が果たせませんでしたが、ビデオメッセージを寄せていただきました。また、在日シリア大使館臨時代理大使にもご参加いただきました。