研究集会

C01-計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」では、期間最後の研究会として、ドイツ在住のシリア人研究者アブドゥッラッザーク・モアズ先生を招聘し、近年の研究に基づきお話を伺います。モアズ先生は日本での共同研究の経験も深く、これを機会に三浦徹先生に対となる発表を、また陣内秀信先生にコメンテーターをお願いし、中東地域の都市史研究の展望を語り合う会としたいと思います。

オンサイト/オンライン併用にて行います。ご関心おありの方はぜひご参加ください(要申し込み)。

日時
2024年3月20日(水)14:00-17:00(終了後に懇親会を予定)
会場
筑波大学東京キャンパス120講義室 (地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩3分)
およびZoomによるオンライン開催

プログラム

1) Opening 趣旨説明

2) Abdalrazzaq MOAZ (独立研究者:ドイツ・ボン在住)
 “Writing the Urban History of the City of Damascus”

3) Toru MIURA (東洋文庫)
  “Waqf and Urban Development in Damascus and the Salihiyya Quarter from the 12th to the 20th Centuries”

4) Comments and Discussion
 コメンテーター:陣内秀信 (法政大学)
 司会:松原康介(筑波大学)


参加申し込み: https://forms.gle/4tbNMhsfckgvdZ3B7

※オンライン参加希望の方にはZoomアドレスをご連絡いたします。

問い合わせ先
matsub@sk.tsukuba.ac.jp 松原康介
s1910401@s.tsukuba.ac.jp 三重野馨




A02-計画研究02および科研費「メソポタミア粘土板文書の産地同定と製作プロセス」(基盤B 19H01361 代表:渡辺千香子)において、研究会を下記の通り開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

日時
2024年2月10日(土)13:30-16:35
会場
筑波大学東京キャンパス122講義室 (地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩3分)

プログラム

13:30 Welcome and introduction
13:40 Paul Collins (The British Museum), “Kings, Gods and Pet Lions in Nineveh”
14:40 Question
14:55 Pause
15:10 Jonathan Taylor (The British Museum), “The Library of Ashurbanipal, King of the World”
16:10 Question
16:25 Closing remarks

(ワークショップは英語で実施し、通訳はありません)

Abstracts
Paul Collins "Kings, gods and pet lions in Nineveh"
The carved relief panels that lined palace walls in Nineveh served to not only record the king’s triumphs over rebellious people and dangerous animals but, it will be argued, also actively participated within rituals of kingship that evoked the agency of the gods. Text and images worked together to establish a relationship between the monarch and a mythical past and a perfect future, thereby ensuring Assyrian kingship was timeless. Among the most celebrated of these sculptures and associated texts are depictions of King Ashurbanipal (668-about 630 BC) killing a succession of fierce lions. As well as scenes of slaughter, however, a few surviving relief panels depict what appear to be tame lions in a very different setting; their meaning can be understood in the context of the close connections between the royal family and their gods.

Jonathan Taylor "The Library of Ashurbanipal, King of the World"
The “Library" of Ashurbanipal, 7th century BC King of Assyria (northern Iraq), is one of the most important archaeological discoveries ever made. It forms the central pillar of Assyriology. Ashurbanipal combined supreme power―ruling an empire spanning ancient western Asia―with a hunger for knowledge. This scholar king assembled what seems to have been a complete collection of the scholarship known in his day. His library was destroyed in 612 BC, surviving to us in the form of 30,000 fragments of clay tablets inscribed with cuneiform texts. In the 170 years since its discovery, scholars have learned much about individual books once held in the library. Yet the library itself remains poorly understood. New research sheds important light on the royal collection. How many books were in it? How was it put together? And how did the Library change over time?





C01-計画研究05 第48回研究会を下記の通り開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第19回は下記の要領で行います。

日時
2024年1月19日(金)19:30-21:00
講師
 私市 正年 先生  (上智大学名誉教授)
テーマ
「サハラの交易都市タマンティート ―交易活動と情報ネットワークの中継機能」

【講師紹介】
専門は、マグリブ(北アフリカ)史。マグリブ中世のイスラーム聖者をテーマとし、その社会的役割について研究している。主著に、『イスラム聖者:奇跡・予言・癒しの世界』(講談社新書、1996年)、『サハラが結ぶ南北交流』(山川出版社、2004年)、『マグリブ中世社会とイスラーム聖者崇拝』(山川出版社、2009年)があるほか、編著に『アルジェリアを知るための62章』(明石書店、2009)、翻訳書として『ベルベル人:歴史・思想・文明』(共訳、白水社、2021年)など多数ある。

*アルジェリアのサハラ砂漠の交易都市タマンティートは、13世紀ごろから15世紀末ごろまで、金、塩、銅、奴隷などの交易活動によって栄えました。今回は、都市の実権を握ったユダヤ教徒商人による交易活動の実態(およびユダヤ教徒虐殺事件)とともに、都市が、ヨーロッパの商人たちに交易に関する情報を提供するネットワーク機能を有していたことについてご講演いただきます。

【申込先】 https://forms.gle/y6P5wvFefrCHq8PL6
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の1月18日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日:稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日:深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像ーマルセイユの事例から」
第7回・11月25日:松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日:常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日:佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜 ―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
第10回・3月3日:南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える─その実態と歴史的意義をめぐって」
第11回・4月17日:布野修司先生(日本大学)「都市の類型をめぐって―世界都市(計画)史の構想」
第12回・5月19日:上田信先生(立教大学)「風水と都市―南京・北京・京都」
第13回・6月22日:長井伸仁先生(東京大学)「人の移動からみる近代パリ」
第14回・7月26日:六反田豊先生(東京大学)「朝鮮王朝の王都漢城―立地と都市構造」
第15回・9月27日:林佳世子先生(東京外国語大学)「イスタンブル「再建」再考―1490年台帳を中心に」
第16回・10月29日:守川知子(東京大学)「「世界の半分」と呼ばれた都イスファハーン」
第17回・11月17日:山内和也先生(帝京大学)「シルクロードの都市スイヤブ」
第18回・12月14日:飯田巳貴先生(専修大学)「中近世ヴェネツィアの異教徒と異邦人」

【今後の予定】
第20回・2月9日 吉澤誠一郎先生(東京大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp





C01-計画研究05 第47回研究会を下記の通り開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第18回は下記の要領で行います。

日時
2023年12月14日(木)19:30-21:00
講師
 飯田 巳貴 先生  (専修大学准教授)
テーマ
「中近世ヴェネツィアの異教徒と異邦人」

【講師紹介】
専門は中近世東地中海の社会経済史・文化史、特にヴェネツィアとオスマン帝国間の絹織物の交易・消費・服飾など。共著に、『港町と海域世界』(青木書店、2005年)、『地中海圏都市の活力と変貌』(慶應義塾大学出版会、2021年)、共訳書に、F.トリヴェッラート『異文化間交易とディアスポラ―近世リヴォルノとセファルディム商人』(知泉書院、2019年)、論文に「近世のヴェネツィア経済とアドリア海」(『日伊文化研究』55 、2017年)などがある。

*ヴェネツィアでは、中世から東方のギリシア正教徒やアルメニア人などが移住・定住し、15世紀末以降はイベリア半島系のユダヤ教徒やオスマン帝国のムスリムなども居住地や商館を与えられました。今回は、ヴェネツィアにおける異邦人・マイノリティー集団の歴史とトポグラフィー、さらに近世のヴェネツィア経済、宗教改革とカトリック改革、オスマン帝国や西欧諸国との外交関係などの視点から、「国際都市」ヴェネツィアについてお話しいただきます。

【申込先】 https://forms.gle/EyMGLKUSMGJiAyjk9
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の12月13日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日:稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日:深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像ーマルセイユの事例から」
第7回・11月25日:松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日:常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日:佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜 ―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
第10回・3月3日:南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える─その実態と歴史的意義をめぐって」
第11回・4月17日:布野修司先生(日本大学)「都市の類型をめぐって―世界都市(計画)史の構想」
第12回・5月19日:上田信先生(立教大学)「風水と都市―南京・北京・京都」
第13回・6月22日:長井伸仁先生(東京大学)「人の移動からみる近代パリ」
第14回・7月26日:六反田豊先生(東京大学)「朝鮮王朝の王都漢城―立地と都市構造」
第15回・9月27日:林佳世子先生(東京外国語大学)「イスタンブル「再建」再考―1490年台帳を中心に」
第16回・10月29日:守川知子(東京大学)「「世界の半分」と呼ばれた都イスファハーン」
第17回・11月17日: 山内和也先生(帝京大学)「シルクロードの都市スイヤブ」

【今後の予定】
第19回・1月19日(金) 私市正年先生(上智大学)
第20回・2月 吉澤誠一郎先生(東京大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp





C01-計画研究05 第46回研究会を下記の通り開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第17回は下記の要領で行います。

日時
2023年11月17日(金)19:30-21:00
講師
 山内 和也 先生  (帝京大学教授・帝京大学文化財研究所長)
テーマ
「シルクロードの都市スイヤブ」

【講師紹介】
専門はイラン・中央アジアの文化史、考古学。アフガニスタン・インド・キルギス・タジキスタン・エジプト・ヨルダン・アルメニアなど、中央アジアおよび西アジアで広く文化遺産保護の活動を行っている。編著に『アフガニスタン文化遺産調査資料集』(全5巻、2005年)、『アフガニスタンを知るための70章』(明石書店、2021年)、『帝京大学シルクロード学術調査団調査研究報告1 アク・ベシム(スイヤブ)2016・2017』(帝京大学文化財研究所;キルギス共和国国立科学アカデミー、2022年)などがある。

*キルギス共和国の北部に位置する都市遺跡アク・ベシムは、かつて「スイヤブ」と呼ばれた街でした。5・6世紀にソグド人によって建設され、シルクロード交易の拠点のひとつとして繁栄し、唐の西方進出の拠点である砕葉鎮城が築かれた場所でもありました。今回は、山内先生が代表として2016年から実施されている発掘調査に基づき、玄奘も訪れたスイヤブについて最新の知見を紹介していただきます。

【申込先】 https://forms.gle/iwhWkzWYwfmWqFhKA
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の11月16日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日:稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日:深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像ーマルセイユの事例から」
第7回・11月25日:松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日:常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日:佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜 ―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
第10回・3月3日:南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える─その実態と歴史的意義をめぐって」
第11回・4月17日:布野修司先生(日本大学)「都市の類型をめぐって―世界都市(計画)史の構想」
第12回・5月19日:上田信先生(立教大学)「風水と都市―南京・北京・京都」
第13回・6月22日:長井伸仁先生(東京大学)「人の移動からみる近代パリ」
第14回・7月26日:六反田豊先生(東京大学)「朝鮮王朝の王都漢城―立地と都市構造」
第15回・9月27日:林佳世子先生(東京外国語大学)「イスタンブル「再建」再考―1490年台帳を中心に」
第16回・10月29日:守川知子(東京大学)「「世界の半分」と呼ばれた都イスファハーン」

【今後の予定】
第18回・12月14日(木) 飯田巳貴先生(専修大学)
第19回・1月19日(金) 私市正年先生(上智大学)
第20回・2月 吉澤誠一郎先生(東京大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp





公募研究「イラン東部へのウルク文化の拡大に関する考古学的研究」(研究代表:安倍雅史)による研究会「イラン考古学最前線」を開催します。

イラン・イスラム共和国より、ホセイン・アジジ・ハラナギ博士(イラン考古学研究センター)とレザ・ナセリ博士(ザーボル大学)のお二人を日本に招聘し、研究会「イラン考古学最前線」を開催します。お二人には、現在、ウルク文化の物質文化が確認された最北東の遺跡である南ホラサーン州にあるカレ・クブ遺跡と、ザグロス山中で発掘された青銅器時代の墓域デー・ドゥマン遺跡の発掘調査に関してお話いただきます。皆さまのご参加をお待ちしております。

日時
2023年11月14日(火)15:00~17:00
会場
東京文化財研究所 4階新研究室(東京都台東区上野公園13-43

プログラム

15:00~15:05 開会挨拶(東京文化財研究所:安倍雅史)

15:05~15:45
ホセイン・アジジ・ハラナギ(イラン考古学研究センター)・安倍雅史(東京文化財研究所)
"Four Seasons of Kaleh Kub Excavation (2018- 2023), Iranian-Japanese Joint Project"

15:45~16:00 休憩

16:00~16:40
レザ・ナセリ(ザーボル大学)
"The Preliminary Report on Four Seasons of Rescue Excavations at Deh Duman Graveyard, Kohgiluyeh va Boyer Ahmad Province (Southern Zagros, Iran)"

16:40~17:00 質疑応答

17:00 閉会


*参加無料、発表は英語でおこなわれます。
申し込み先:安倍雅史(東京文化財研究所、abe-m6e [@]nich.go.jp)





計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第45回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第16回は下記の要領で行います。

日時
2023年10月19日(木)19:30-21:00
講師
 守川 知子 (東京大学)
テーマ
「「世界の半分」と呼ばれた都イスファハーン」

【講師紹介】
専門は、西アジア史。近世から近代の都市社会史や宗教社会史をテーマとし、シーア派の聖地巡礼や墓地、アルメニア人などの宗教マイノリティについて研究している。著書に、『シーア派聖地参詣の研究』(京都大学学術出版会、2007年)、編著に『移動と交流の近世アジア史』(北海道出版会、2006年)、『都市からひもとく西アジア―歴史・社会・文化』(勉誠出版、2021年)、Acta Asiatica <Special Issue: Armenian Merchants and Their Communities in Early Modern Eurasia> 123 (2022)などがある。

*17世紀のイスファハーンは、サファヴィー朝の都として繁栄し、「世界の半分」と謳われました。国際商品があふれるグローバルな近世都市であったイスファハーンを、様々な人やモノが行きかった「商人と職人のまち」として再検討したいと思います。

【申込先】 https://forms.gle/1CgVGW5QJodQLocYA
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の10月18日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。


【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日:稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日:深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像ーマルセイユの事例から」
第7回・11月25日:松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日:常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日:佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜 ―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
第10回・3月3日:南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える─その実態と歴史的意義をめぐって」
第11回・4月17日:布野修司先生(日本大学)「都市の類型をめぐって―世界都市(計画)史の構想」
第12回・5月19日:上田信先生(立教大学)「風水と都市―南京・北京・京都」
第13回・6月22日:長井伸仁先生(東京大学)「人の移動からみる近代パリ」
第14回・7月26日:六反田豊先生(東京大学)「朝鮮王朝の王都漢城―立地と都市構造」
第15回・9月27日:林佳世子先生(東京外国語大学)「イスタンブル「再建」再考―1490年台帳を中心に」

【今後の予定】
第17回・11月17日(金) 山内和也先生(帝京大学)
第18回・12月14日(木) 飯田巳貴先生(専修大学)
第19回・1月19日(金) 私市正年先生(上智大学)
第20回・2月 吉澤誠一郎先生(東京大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp





計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第44回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第15回は下記の要領で行います。

日時
2023年9月27日(金)19:30-21:00
講師
 林 佳世子 先生 (東京外国語大学学長)
テーマ
「イスタンブル「再建」再考」

【講師紹介】
専門は、オスマン帝国史。オスマン帝国時代の都市社会史をテーマとし、イスラム的な宗教寄進制度であるワクフ制度について、イスタンブルのアヤソフィア・モスクを素材に研究をおこなってきた。著書に、『オスマン帝国 500年の平和』(講談社学術文庫、2016年)、『オスマン帝国の時代』(山川出版社、1997年)、『イスラーム 書物の歴史』(共編著、名古屋大学出版会、2014年)、『西アジア・南アジアの帝国 16~18世紀』(岩波講座世界歴史第13巻、2023年)などがある。

*世界史的な大事件と言われるオスマン帝国によるコンスタンティノープル征服後に、イスタンブルはどのように再建されたのでしょうか。今回は、15世紀後半における再建プロセスを改めてたどり、オスマン帝国にとって帝都とはどのようなものだったのか、都市はどのように管理されていたのか、を中心に、オスマン帝国史研究の第一人者である林先生にお話しいただきます。

【申込先】 https://forms.gle/WtWWHyTm4urmeRA89
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の9月26日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日:稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日:深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像ーマルセイユの事例から」
第7回・11月25日:松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日:常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日:佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜 ―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
第10回・3月3日:南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える─その実態と歴史的意義をめぐって」
第11回・4月17日:布野修司先生(日本大学)「都市の類型をめぐって―世界都市(計画)史の構想」
第12回・5月19日:上田信先生(立教大学)「風水と都市―南京・北京・京都」
第13回・6月22日:長井伸仁先生(東京大学)「人の移動からみる近代パリ」
第14回・7月26日:六反田豊先生(東京大学)「朝鮮王朝の王都漢城―立地と都市構造」

【今後の予定】
第16回・10月19日(木) 守川知子(東京大学)「「世界の半分」と呼ばれた都イスファハーン」
第17回・11月17日(金) 山内和也先生(帝京大学)
第18回・12月14日(木) 飯田巳貴先生(専修大学)
第19回・1月19日(金) 私市正年先生(上智大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp





計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第43回研究会(特別講演会)を対面開催します。

日時
2023年6月9日(金)15:00
会場
京都大学人文科学研究所

講師
 Magdi Guirguis(Kafrelsheik University)
 "Marginal Sources for the Study of Egyptian Cities and Towns (13-18th centuries)"

 Rocco Rante(Musée du Louvres)
 "The Archaeological Mission in the Atrek Valley, New Discoveries"


お問い合わせ先:守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp





計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第13回研究会(特別講演会②)を対面開催します。

日時
2023年6月8日(木)14:00-16:30
場所
国立民族学博物館第5セミナー室

プログラム
13:30 開場
14:00 開会の挨拶:高宮いづみ(近畿大学)
14:10
Juan Carlos Moreno Garcia (CNRS, France)
"‘Hidden forces’: Trade, nomads local potentates and their contribution in shaping ancient Egypt"
14:50
Nadine Moeller (Yale University, USA)
"Tell Edfu ‒ Recent discoveries at a provincial capital"

15:30 休憩
15:40
Gregory Marouard (Yale University, USA)
"Wadi al-Jarf, the King Khufu’s Harbor on the Red Sea and its Links to the Early 4th Dynasty Pyramids"

16:10 質疑応答

16:30 閉会の挨拶:末森 薫(国立民族学博物館)
司会: 河合 望(金沢大学)


お問い合わせ:河合 望 nozomu.kawai[@]staff.kanazawa-u.ac.jp




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第42回研究会(特別講演会)を対面開催します。

日時
2023年6月6日(火)15:00
会場
東京大学本郷キャンパス 法文2号館 第三会議室

講師
 Rocco Rante(Musée du Louvres)
 "The Bukhara Oasis: a History of Water and People"

 Magdi Guirguis(Kafrelsheik University)
 "Non-Muslims in Mamluk-Ottoman Egypt: The Limits of the “Coptic Community”"


共催:東京大学大学院人文社会系研究科
お問い合わせ先:守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp





計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第12回研究会(特別講演会①)を対面開催します。

日時
2023年6月5日(月)14:00-16:30
場所
サンシャインシティワールドインポートマートビル5階 コンファレンスルーム Room 7
会場アクセス方法

プログラム
13:30 開場
14:00 開会の挨拶 研究代表者:近藤二郎(早稲田大学)
14:10
Juan Carlos Moreno Garcia (CNRS, France)
"Building a state in Egypt (3100-1800 BC): the relations between centre and periphery"
14:50
Gregory Marouard (Yale University, USA)
"Wadi al-Jarf, the King Khufu’s Harbor on the Red Sea and its Links to the Early 4th Dynasty Pyramids"
15:30 休憩
15:40
Nadine Moeller (Yale University, USA)
"Tell Edfu ‒ Recent discoveries at a provincial capital"

16:10 質疑応答

16:30 閉会の挨拶

司会: 田澤恵子(古代オリエント博物館)


お問い合わせ:田澤恵子 tazawa[@]orientmuseum.com



日時
2023年6月2日、3日、4日
会場
つくば国際会議場中ホール200

プログラム(PDFダウンロード

DAY 1: Friday, June 2 Opening, Prehistory & Environment
9:30 Yamada, S. Opening Address
9:45 Novák, M. Opening Lecture:
Cities and urban landscapes in Ancient Mesopotamia. Different traditions and diverging concepts in Babylonia, Assyria and Upper Mesopotamia

11:15 Karul, N.
Karahantepe: a new Pre-Pottery Neolithic site in Şanlıurfa–Turkey
12:00 Miyake, Y.
Communal buildings and social complexity in the Neolithic Southwest Asia
14:15 Nazari, H., Ritz, J.F., Fathian, A., Fazeli Nashli, H., Mahan, Sh., Vaezi, A., Avagyan, A.
The myth of Lake Saveh, Central Iranian Plateau: a new synthesis of geological, archaeological and historical data
15:00 Anma, R., Jotheri, J., Wakasa, S., Shitaoka, Y., Shin, K., Sano, T., Yokoo, Y.
Late Quaternary climate changes and sedimentation in the Tigris-Euphrates watersheds: implication in the changing watercourses and early cities
16:00 Watanabe, C.E.
Water in Mesopotamia: its dual aspects in creation and destruction
16:45 Nishiyama, S., Kurosawa, M., Ikehata, K.
Archaeometrical analyses on the Iron Age material remains excavated from the eastern border zone of the Assyrian Empire: results from Yasin Tepe, Iraqi Kurdistan

DAY 2: Saturday, June 3 Mesopotamia & Egypt
9:30 Baker, H.D.
Circulation in the Babylonian cities: streets and the urban fabric
10:15 Shibata, D.
Patron deities in Ancient Mesopotamian cities
11:15 Hogue, T.
The cityscape of Carchemish: a historical investigation of urban organization in Syro-Anatolia
12:00 Konstantopoulos, G.
Both real and imagined: borders and boundaries in Mesopotamia
14:15 Moeller, N.
Challenges and new approaches for studying ancient Egyptian urbanism
15:00 Moreno Garcia, J.C.
Towns, royal estates and harbours: settlement organization and flows of wealth in the third and early second millennium BC
16:00 Kondo, J.
The layout of the monuments in the city of Thebes, Egypt
16:45 Suto, Y.
Cities, villages, and countryside in Egypt under the Ptolemies

DAY 3: Sunday, June 4 Medieval & Modern West Asia and North Africa
9:30 Rante, R.
The origin of Rayy and its evolution until Islamic time
10:15 Guirguis, M.
bani suef, a new urban Ottoman center in Middle Egypt, 16 th century: The position of non-Muslims inhabitants
11:00 Yamaguchi, A.
Urbanization in Kurdistan under Early Modern empires: the transition from mountain fortresses to flatland cities
13:30 Moaz, A.
The preservation of historical natural and urban landscape
14:00 Matsubara, K.
Ancient heritage and modern urban planning: the urban project for Old Damascus in 1968 by Gyoji Banshoya
14:30 Taniguchi, Y.
Conservation of a medieval religious area around St. Simeon Church in Paşabağ, Cappadocia (Turkey)

15:15 Burns, R.
Closing Lecture: Notes for closing presentation at Tsukuba seminar, June 2023

16:30 Panel Discussion: Essence of City
(Chair: S. Yamada; Panelists: M. Novak, H.D. Baker, N. Moeller, J.C. Moreno Garcia, R. Burns)





計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第41回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第12回は下記の要領で行います。

日時
2023年5月19日(金)19:30-21:00
講師
 上田 信 先生 (立教大学教授)
テーマ
「風水と都市 ―南京・北京・京都」

【講師紹介】
研究テーマは中国社会史、アジア社会論。主な著書に『森と緑の中国史』(岩波書店、1999年)、『トラが語る中国史』(山川出版社、2002年)、『海と帝国』(講談社、2005年)、『風水という名の環境学』(農文協、2007年)、『シナ海域蜃気楼王国の興亡』(講談社、2013年)、『貨幣の条件:タカラガイの文明史』(筑摩選書、2016年)、『死体は誰のものか』(ちくま新書、2019年)、『人口の中国史:先史時代から19世紀まで』(岩波新書、2020年)など多数ある。年内に『戦国日本を見た中国人』(仮題)を刊行予定。

*「風水」というと、日本ではインテリア風水のイメージで語られることが多いですが、中国では大地を流れる「気」を読み取る環境学です。特に明代(1368-1644年)には、首都のプラニングに風水が活用されました。今回は、中国の風水の考え方と、都市の読み取り方を紹介していただくとともに、日本の京都の立地について、戦国時代に日本を訪問した中国人が風水にもとづいて記した壮大な解釈を披瀝いただきます。

【申込先】 https://forms.gle/WNsmnJiyJSJGMpcE8
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の5月18日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は35~40分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日:稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日:深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像ーマルセイユの事例から」
第7回・11月25日:松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日:常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日:佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜 ―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
第10回・3月3日:南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える─その実態と歴史的意義をめぐって」
第11回・4月17日:布野修司先生(日本大学)「都市の類型をめぐって―世界都市(計画)史の構想」

【今後の予定】
第13回・6月22日(木):長井伸仁先生(東京大学)
第14回・7月:六反田豊先生(東京大学)
第15回・9月:林佳世子先生(東京外国語大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp





計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第40回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第11回は下記の要領で行います。

日時
2023年4月17日(月)19:30-21:00
講師
 布野 修司 先生 (日本大学客員教授)
テーマ
「都市の類型をめぐって―世界都市(計画)史の構想」

【講師紹介】
日本大学客員教授。専門は、建築計画学、地域生活空間計画学。主要著書に、『曼荼羅都市』『ムガル都市』『大元都市』『近代世界システムと植民都市』『世界都市史事典』『アジア都市建築史』『スラバヤ:コスモスとしてのカンポン』など多数あるほか、主要論文に、“Ancient Chinese Capital Models: Measurement System in Urban Planning” (Proceedings of the Japan Academy Series B: Physical and Biological Sciences 93(9), 2017)がある。また、『インドネシアにおける居住環境の変容とその整備手法に関する研究』(東京大学学位請求論文、1987年)で日本建築学会賞、『近代世界システムと植民都市』(編著、2005年)で日本都市計画学会賞論文賞、『韓国近代都市景観の形成』(共著、2010年)および『グリッド都市:スペイン植民都市の起源、形成、変容、転生』(共著、2013年)で日本建築学会著作賞など、受賞歴も多数。

*『世界都市史事典』(昭和堂、2019年)を編纂された都市史研究の第一人者であられる布野修司先生に、「都市の類型」をはじめ、世界都市史の基本的な枠組や視点を、「都市を構想・計画・建設するホモ・サピエンスの世界史」として、時空間を超えてダイナミックにお話しいただきます。

【申込先】 https://forms.gle/P7vr3k1ceKHJsQwc9
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の4月16日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は35~40分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日:稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日:深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像ーマルセイユの事例から」
第7回・11月25日:松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日:常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日:佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜 ―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
第10回・3月3日:南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える─その実態と歴史的意義をめぐって」

【今後の予定】
第12回・5月19日(金):上田信先生(立教大学)「風水と都市―南京・北京・京都」
第13回・6月22日(木):長井伸仁先生(東京大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp





計画研究6「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」第19回研究会を開催します。

日時
2023年3月10日(金)17:00-18:30
会場
東京大学東洋文化研究所
形式
会場とZoomによるハイブリッド

報告者
渡邊 祥子(東京大学 東洋文化研究所)

コメンテーター
山本 沙希(立教大学 異文化コミュニケーション学部)

登録方法
会場での対面参加、オンライン参加ともに事前登録が必要です。3月8日(水)13時までに、以下のフォームからメールアドレスその他の参加情報を登録してください。折り返し詳細をお送りします。なお、大学の感染症対策ガイドラインに基づき会場参加できる人数に制限があるため、申し込み状況次第では会場参加をご希望の方にオンライン参加をお願いすることがあります。あらかじめご了承ください。
登録フォーム: https://forms.gle/Ejtgav74xddMXGPq6


報告要旨:
本報告では、1958年にフランス当局が行った「イスラーム実践に関する調査」の史料の分析を基に、アルジェリア独立戦争(1954–62年)中のアルジェリア社会の変容について考察します。
独立戦争中のアルジェリアでは、アルジェリア民族解放戦線(FLN)とフランス軍の激しい戦闘のなかで、都市と農村の双方において人々の生活は著しく制限されました。フランス当局により夜間外出禁止令が課され、立ち入り禁止区域が設けられたほか、農村の人々を解放運動から切り離すため、住民を人工的に用意された拠点に移住させフランス軍の管理下に置く住民集住(regroupement de la population)政策も行われました。このような中で、伝統的な宗教権威の社会的影響力低下が指摘され、男女の服装や生活様式にも変化が見られるようになりました。フランス当局はこうした変化をムスリム社会の「世俗化」の兆候と解釈しましたが、そのような理解は果たして正しかったのでしょうか。
アルジェリアの女性労働やジェンダーの研究に取り組む山本沙希氏をゲストにお迎えし、コメンテーターを務めていただきます。また今回の報告は、2022年11月にシュレフ大学で行われたシンポジウム「アルジェリア革命:人々の支持とフランスの戦略の間、1954–1962年」への参加報告、およびピエール・ブルデュー、アブデルマーレク・サイヤード著『デラシヌマン』(1964年)の翻訳事業の報告を兼ねています。


協力:在日アルジェリア大使館
連絡先:渡邊祥子(shoko_watanabe[@]ioc.u-tokyo.ac.jp)




下記の要綱で領域全体研究会(特別講演会)を開催いたします。

日時
2023年3月6日(月)16:00-18:30
会場
筑波大学東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)121講義室
(地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩3分)
およびオンラインでのハイブリッド開催

講師
Yitzhak Paz
Senior Research Archaeologist, Israel Antiquities Authority

講演1:
Urbanization of the Southern Levant during the 4th-3rd millennia BC: Some theoretical and cultural aspects

講演2:
Early urbanization in the 4th millennium southern Levant, a view from the city of 'En Esur


講師紹介:南レヴァント考古学、特に前4千年紀から前3千年紀の都市、社会、技術、巨石文化といったテーマの研究に取り組んでいる。近年では鉄器時代のビールの復元研究に参画し話題となった。2017~19年に実施されたエン・エッスールの大規模発掘を指揮するなど、イスラエル考古局では調査研究の指導的な役割を担っている。

*講演は英語でおこなわれます。通訳はありません。

*どなたでも参加できます。*会場参加・オンライン参加ともに事前登録不要です。オンライン参加をご希望の場合は、以下のリンクからzoomミーティングに参加してください。
https://us02web.zoom.us/j/89585650869?pwd=clJuRS9VempMUjNxV1A0MmRadHJmZz09
ミーティングID: 895 8565 0869
パスコード: 815426

共催:
科研費基盤C(代表:小野塚拓造)21K00981「パレスチナ沿岸地域に展開した古代の覇権主義勢力と在地社会に関する考古学的研究」
科研費新学術領域研究 公募研究(代表:長谷川修一)21H00008「後期青銅器時代から初期鉄器時代の南レヴァントにおける都市変容の考古学的研究」




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第38回研究会を開催します。

日時
2023年3月4日(土)14:00-18:00
会場
東京大学本郷キャンパス法文2号館・第三会議室

プログラム

Yoichi Isahaya (Hokkaido University) 諫早庸一(北海道大学)
Locus for Power, Locus for Intellect: Tūsī Family at the Marāgha Observatory

Tomoko Morikawa (The University of Tokyo) 守川知子(東京大学)
Mapping Medieval Isfahan: Urban areas, minarets and cemeteries

Nobutaka Nakamachi (Konan University) 中町信孝(甲南大学)
A Tunisian scholar in the Mamluk cities: Knowledge transmission from al-Ayni to al-Washtati

Yanagiya Ayumi (The Toyo Bunko) 柳谷あゆみ(東洋文庫)
Rulers echo in the ears: al-Shi'ar in 5th-6th / 11th-12th Syrian cities

Vanessa Van Renterghem (INALCO) ヴァネッサ・ファン・ランテルガム(フランス国立東洋言語文化学院)
Riots and urban control in medieval Baghdad (11th-12th century)


*参加無料、事前申込不要
*使用言語:英語

お問い合わせ先:守川知子(tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp)





計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第37回研究会を開催します。

日時
2023年2月20日(金)10:00-18:00
会場
京都大学人文科学研究所 4階大会議室

プログラム
10:00-10:10
Opening Address
 Minoru INABA (Kyoto University)
Opening Remarks
 Tomoko MORIKAWA (The University of Tokyo)
10:10-10:40
 Tomoko MORIKAWA (The University of Tokyo)
 Artisans and Handicrafts of 19th century Isfahan: Legacy of Safavid Iran
10:45-11:15
 Susan ASILI (Tehran University)
 Women’s Socio-economic position in the urban life of Tehran during the Qajar period: A Case Study based on the Daftar-e Shar’iyat of the Imam Jom’e Khoie
11:20-11:50
 Ichiro OZAWA (Ritsumeikan University)
 Cities and Settlements in Iranian Makran at the Turn of the 19th and 20th Centuries

  (Lunch)

13:00-14:00
 Takashi KURODA (Tohoku University)
 A Photo with Mirza ‘Ali Asghar Khan Atabak in it, taken during his stay in Japan: Reconstructing its Context
14:05-14:35
 Hashem RAJABZADE (Osaka University)
 Urban Landscape of Iran as described in Masaharu Yoshida's Travelogue (1880-1881)
14:40-15:10
 Naofumi ABE (Ochanomizu University)
 Social Structures of the Tabrizi Urban Quarters in the Naseri Era
15:30-16:00
 Anja PISTOR-HATAM (Kiel University)
 Landscapes of Constitutionalism in Tehran: The Capital and Its Parliament
16:05-16:35
 Nobuaki KONDO (Tokyo University for Foreign Studies)
 Between Cities and Villages: a Qasabe in Qajar Demography

16:45-17:45 General Discussion

17:50-18:00 Closing Remarks: Tomoko Morikawa

*各発表は、発表20分と質疑応答10分の構成となります。
*参加をご希望の方は、直接会場にお越しください(事前申込不要)。





計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第36回研究会を開催します。

日時
2023年2月18日(土)15:00-18:00
会場
京都大学人文科学研究所セミナー室4(3階)
プログラム
15:00-15:10
 開会あいさつ:稲葉 穣(京都大学人文科学研究所所長)

15:10-16:25
 Vanessa Van RENTERGHEM (INALCO)
 “Urban Structure and Urban Change in Seljuq Baghdad”

16:40-17:55
 Anja PISTOR-HATAM (Kiel University)
 “Tehran at the Transition from the Qajars to the Pahlavis: Modernization and the History of Everyday Life”

司会:守川 知子(東京大学)


*参加無料、事前申込不要
*問い合わせ先:守川知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp




(計画研究05第35回研究会、計画研究06第18回研究会)


計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」、計画研究6 「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」合同研究会を開催します。

日時
2023年2月15日(水) 14:00-17:00
会場
筑波大学(筑波キャンパス)3B棟213 プレゼンルーム

プログラム
14:00-14:10: Opening Remarks
Tomoko MORIKAWA (The University of Tokyo) and Kosuke MATSUBARA (University of Tsukuba)

14:10-14:40
Takenori YOSHIMURA (Daito Bunka University)
Last Days of the Premodern Cairo: An aspect of the water canals in the urban area in the early nineteenth century

14:40-15:10
Anja PISTOR-HATAM (Kiel University)
Tehran at the End of the Qajar Era: Modernization and Material Culture

15:20-15:50
Akifumi SHIOYA (University of Tsukuba)
Khiva: An Islamic City in Nineteenth Century Central Asia

15:50-16:20
Kosuke MATSUBARA (University of Tsukuba)
Damascus Master Plan in 1968 by a Japanese Planner Gyoji Banshoya


*各発表は、質疑応答を含めて30分になります。




科研費「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」では、筑波大学松原研究室を中心に、アルジェリアの都市遺産に関わる研究を継続してきました。本研究会では、主として2022 年9 月に実施した現地調査報告を基に、都市遺産の歴史と魅力を建築分野の専門家のみならず一般の方々とも共有し、あわせて、今後の研究協力の可能性を展望します。

日時
2023年1月30日(月)15:00-17:00
会場
筑波大学東京キャンパス(茗荷谷)119講義室(東京都文京区大塚3丁目29-1)
および、Zoomを用いたハイブリッド・オンライン開催

プログラム

和田 夏音 (2020-22 年在アルジェリア日本大使館専門調査員、筑波大学大学院生)
「アルジェリアの都市遺産概況」(15 分)

江原 輝 (筑波大学大学院生)
「アンナバの新市街における伝統的商業の展開」(20 分)

松原 康介 (筑波大学准教授)
「ガルダイヤのイバード建築-ル・コルビュジエに舞い降りたインスピレーション」(30 分)

全体へのコメント(10 分)
渡邊 祥子(東京大学准教授)

自由討論(20 分)


事前登録制となります。参加を希望される方は、筑波大学システム情報工学研究科都市文化共生計画研究室(和田)s2020458[@]s.tsukuba.ac.jp まで、お名前、所属、対面/オンライン参加の希望、メールアドレスを添えてお申し込みください([@]を@に変更願います)。


計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第11回研究会を開催します。

日時
2023年1月26日(木)19:00-20:30
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者

Dr. Judith Bunbury (University of Cambridge)
"Urbanism in a changing Egyptian Landscape"


※ オンライン参加をご希望の方は、1月25日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第25回研究会を開催します。

日時
2023年1月20日(金)18:00-19:30(JST)/11:00-12:30(EET)
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者
唐橋 文  (中央大学)
「初期王朝時代ラガシュの王妃の家 The House of the Queen in Presargonic Lagash」

※ オンライン参加をご希望の方は、1月18日(水)までにrcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第34回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第9回は下記の要領で行います。

日時
2023年1月17日(火)19:30-21:00
講師
 佐川 英治 先生 (東京大学大学院人文社会系研究科)
テーマ
「東アジア都城の系譜―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」

【講師紹介】
東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は中国古代史。著書に『中国古代都城の設計と思想』(勉誠出版、2016年)、『中国と東部ユーラシアの歴史』(共著、放送大学教育振興会、2020年)、『ビジュアル大図鑑 中国の歴史』(監修、東京書籍、2022年)などがある。

*今回は、7世紀末に造られた日本初の中国式都城である藤原京と平城京の都城制を中国の歴史にさかのぼり、その変化を広く東アジアの都城の系譜のなかに位置づけてお話しいただきます。

【申込先】 https://forms.gle/oX9skGPqnk3xaejD7
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の1月16日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は35~40分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日:稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日:深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像ーマルセイユの事例から」
第7回・11月25日:松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日:常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」

【今後の予定】
第10回・3月3日(金):南川高志先生(佛教大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/





下記の要綱で領域全体研究会(計画研究5第33回研究会:公募研究報告会)をオンラインにて開催いたします。(一般非公開)

日時
2023年1月9日(月)13:30-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

プログラム
13:30-13:35 主旨説明(守川知子)

13:35-14:15 阿部尚史 「19世紀タブリーズの都市街区における住民構造」

14:20-15:00 杉山雅樹「ヘラートと聖者たち」

15:15-15:55 吉村武典「前近代カイロにおける水インフラ ―サビール・クッターブを中心に」

16:00-16:40 大稔哲也「ムスリムの墓地に行きわたるワクフ(寄進)制度 ―中世エジプトの墓地と公共性・都市化」

*各報告の持ち時間は40分:報告20分、質疑討論20分


 
※「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法をメールでご案内しております。
※ 講演会終了後に総括班会議(総括班メンバーのみ)を開催します。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第32回研究会をチュニジアにおいて開催します。

日時
2022年12月28日(水)2:30-6:30(現地時間)
会場
Dar Ben Gacem, Tunis, Tunisia
プログラム
2:30-2:40 Opening
Opening message
 Ms. Leila Ben Gacem (Directeur, Dar Ben Gacem)
 Dr. Tomoko Morikawa (the University of Tokyo)

2:40-4:20 1st Session: Heritage through document
 Nobutaka Nakamachi
 A Tunisian scholar in the Mamluk cities: al-Washtati's academic network

 Takenori Yoshimura
 Inheritance of urban housing through historical legal documents: A comparative analysis of
Tunisia and Morocco

 Majdi Faleh
 The Medina of Tunis: Legacies of Urban Heritage and Maliki Fiqh

 Naoko Fukami
 Urban fabric of Historic Cairo: Street hierarchy and residential sites from historic maps

4:20-4:30 Short Break

4:30-6:10 2nd Session: Architectural history and living heritage
 Ahmed Saadaoui
 Major architectural complexes and urban development in Tunis during the Ottoman era

 Sihem Lamine
 Colonial Zaytouna: The making of a monumental minaret in French-occupied Tunisia

 Alaa el-Habshi
 Housing and the revitalization of historic towns: Comparative cases from the Arab world

 Leila Ben Gacem
 Housing in Madina of Tunis: past and present

6:10-6:30 Discussion and concluding remarks






計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第31回研究会をチュニジアにおいて開催します。

日時
2022年12月26日(月)2:30-6:30(現地時間)
会場
EPI Polytechnique, Sousse, Tunisia
プログラム
2:30-2:45 Opening
Opening message
 Dr. Marwen Ben Refifa (Directeur, EPI Polytechnique)
 Dr. Tomoko Morikawa (the University of Tokyo)

2:45-4:15 1st Session: Mashriq cities
 Minoru Inaba
 A city in the mountain: the late antique mining city in Afghanistan

 Tomoko Morikawa
 Commercial spaces and commodities in 17th century Isfahan: Bazaars and caravanserais
in a Safavid cosmopolitan city

 Akihiko Yamaguchi
 From a mountain to plains: Urban transformation in early modern Kurdistan

4:15-4:30 Short Break

4:30-6:00 2nd Session: Tunisian cities
 Fatima Benchbaba
 The medina of Sousse, a place of memory: an authentic open-museum inherited from golden age of Islam

 Beya Zrelli
 Housing in Tunisia a story and an experience

 Mohamed Khalili
 From Neapolis to Nabeul history

6:00-6:30 Discussion and concluding remarks




計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第10回研究会を開催します。

日時
2022年12月26日(月)19:00-20:30
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者

辻村 純代((公財)古代学協会)
「第3中間期の都市・アコリスにおける交易活動ータカラガイを中心にー」


※ オンライン参加をご希望の方は、12月23日(金)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第30回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第8回は下記の要領で行います。

日時
2022年12月13日(火)19:30-21:00
講師
 常木 晃 先生 (筑波大学)
テーマ
「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」

【講師紹介】
筑波大学名誉教授。専門は西アジア先史考古学。特に農耕社会の形成から都市の発達までを主要なテーマとし、イラン、シリア、イラクで発掘調査を行う。編著書に、The Neolithic Cemetery at Tell el-Kerkh (Oxford: Archaeopress, 2022), The Emergence of Pottery in West Asia (Oxford: Oxbow Books, 2017), Ancient West Asian Civilization: Geoenvironment and Society in the Pre-Islamic Middle East (New York: Springer, 2016), A History of Syria in One Hundred Sites (Oxford: Archaeopress, 2016)などがある。

*西アジアでは、新石器時代からの社会の拡大と複雑化を基盤として、銅石器時代に「都市」と言えるような集落が登場します。今回は、そのプロセスを振り返り、なぜ都市が登場するのかを考えるとともに、印章や印影などの物資管理システムの発達についてお話しいただきます。

【申込先】 https://forms.gle/fgGGj8aBRB7NX4ae7
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の12月12日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は35~40分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
なお、第8回の12月13日(火)には、常木晃先生にご講演いただきます。奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日:稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日:深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像ーマルセイユの事例から」
第7回・11月25日:松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」

【今後の予定】
第9回・1月27日(火):佐川英治先生(東京大学)
第10回・3月 南川高志先生(佛教大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/





下記の要綱で特別講演会「メソポタミアの水環境と文明の興亡を考える-環境科学的アプローチ」をオンラインにて開催いたします(一般非公開)。

日時
2022年12月8日(木)18:30-20:30
会場
MS Teamsを用いたオンライン開催

プログラム
18:30 開会挨拶
18:35-19:00 安間 了 (徳島大学)
「メソポタミア氾濫原の堆積環境変化と塩害」

19:00-20:00 Jaafar Jother (University of Al-Qadisiyah, Iraq)
"How Tigris and Euphrates rivers contributed to the rise and decline of civilizations in southern Mesopotamia"

20:00-20:30 質疑応答


 
※「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法をメールでご案内しております。
※ 講演会終了後に総括班会議(総括班メンバーのみ)を開催します。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第24回研究会を開催します。

日時
2022年12月2日(金)18:00-19:30
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者
沼本 宏俊  (国士舘大学)
「テル・タバンの古バビロニアと中アッシリアの遺構・遺物」

※ オンライン参加をご希望の方は、11月28日(月)までにrcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第29回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第7回は下記の要領で行います。

日時
2022年11月25日(金)19:30-21:00
講師
 松井 洋子 先生 (東京大学史料編纂所)
テーマ
「近世日本の貿易都市長崎」

【講師紹介】
東京大学史料編纂所教授。専門は日本近世史、日蘭関係史。著書・論文に、『一九世紀のオランダ商館(上)(下)』(共編訳著、東京大学出版会、2021年)、『甦る「豊後切支丹史料」―バチカン図書館所蔵マレガ氏収集文書より』(共編著、勉誠出版、2020年)、「貿易都市長崎からみた近世日本の「売春社会」」(『歴史学研究』926、2014年)、「長崎出島と異国女性-「外国婦人の入国禁止」再考」(『史学雑誌』118/2、2009年)などがある。

*今回は、16世紀後半にポルトガル船の寄港地として成立し、徳川政権の対外政策のもとでシナ海交易を担う直轄貿易都市となる長崎を取り上げ、「異国人」との接触のあり方や、都市住民が管理貿易を担った独自の都市社会の構造についてお話しいただきます。

【申込先】 https://forms.gle/Wki3qJEN4cxXgcx19
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の11月24日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は35~40分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
なお、第8回の12月13日(火)には、常木晃先生にご講演いただきます。奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日(水):稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日(金):深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像ーマルセイユの事例から」

【今後の予定】
第8回・12月13日(火):常木 晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月:佐川英治先生(東京大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/





下記の要綱で特別講演会(一般非公開)をオンラインにて開催いたします。

日時
2022年11月19日(土)17:00-18:30
会場
Zoomを用いたオンライン開催

特別講演
 矢澤 健  (東日本国際大学)
「古代エジプトの州都の立地と砂漠の道」

 
※「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法をご案内します。
※ 講演会終了後に総括班会議(総括班メンバーのみ)を開催します。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第23回研究会を開催します。

日時
2022年11月4日(金)18:00-19:30
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者
Timothy Scott Hogue (筑波大学)
"The Cityscape of Carchemish: A Preliminary Cognitive and Urban Scientific Investigation"

※ オンライン参加をご希望の方は、11月3日(金)までにrcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第22回研究会を開催します。

日時
2022年10月28日(金)18:00-19:30
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者
西山 伸一 (中部大学人間力創成教育院)
「イラク・クルディスタンで新アッシリア帝国時代の拠点都市を掘る:ヤシン・テペ遺跡の最新成果から見る都市構造」

※ オンライン参加をご希望の方は、10月27日(木)までにrcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




科研費学術変革領域研究(A)「中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ」と本新学術領域研究の合同シンポジウムを開催します。

日時
2022年10月22日(土)14:00-18:00
開催形式
対面・オンライン併用 ※いずれも申し込みが必要
会場
金沢市文化ホール大会議室(石川県金沢市高岡町15-1)
およびZoomミーティング
申し込み
https://forms.gle/TmU62qHvGF4eQQEZ7(オンラインは100名限定)

<プログラム> 司会:角道亮介

13:00-14:00 開場
13:05-14:10 中村慎一 開会挨拶・学術変革領域研究(A)の研究紹介
13:50-14:20 山田重郎 新学術領域研究の研究紹介

14:10-14:50 角道亮介「中国国家形成期における都市プランの変遷」
14:50-15:20 渡部展也「考古学GISからみる中国における先史時代の拠点集落の分布と景観」
15:20-15:50 澤田純明「国家形成期の良渚古代都市で人骨加工品が製作された背景を探る」

15:50-16:00  休憩

16:00-16:30 下釜和也「メソポタミア銅石器時代と都市化の過程」
16:30-17:00 山田重郎「古代メソポタミア都市の系譜と諸形態」
17:00-17:30 板橋 悠「人骨・動物骨の同位体分析による古代西アジアの都市社会」

17:30-17:50 質疑応答
17:50-18:00 山田重郎 閉会挨拶
 

※参加をご希望の方は、10月21日までに上記申込みFormからお申し込みください(先着順人数制限あり)。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第28回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第6回は下記の要領で行います。

日時
2022年10月21日(金)19:30-21:00
講師
 深沢 克己 先生 (東京大学・日本学士院)
テーマ
「地中海都市の歴史像―マルセイユの事例から」

【講師紹介】
東京大学名誉教授・日本学士院会員。専門は近世フランス史・地中海商業史。著書にToilerie et commerce du Levant au XVIIIe siècle. D’Alep à Marseille (Paris: Éditions du CNRS, 1987)、『海港と文明―近世フランスの港町』(山川出版社、2002年)、『商人と更紗―近世フランス=レヴァント貿易史研究』(東京大学出版会、2007年)、『マルセイユの都市空間―幻想と実存のあいだで』(刀水書房、2017年)などがある。

*今回は、典型的な地中海都市であり、フランス屈指の国際貿易港であるマルセイユの事例を素材として、海洋性と内陸性、遠隔地交易と地域市場、自治都市と領域国家、社会文化的な他者性と国民性などの交錯する関係を考察し、都市の歴史的現実と集合的表象との二面性を中心にお話しいただきます。

【申込先】 https://forms.gle/HpmZqVw3fz5RzWh8A
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の10月20日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は35~40分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日(水):稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」

【今後の予定】
第7回・11月25日(金):松井洋子先生(東京大学)
第8回・12月:常木 晃先生(筑波大学)
第9回・1月:佐川英治先生(東京大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/






下記の要綱で特別講演会(一般非公開)をオンラインにて開催いたします。

日時
2022年10月1日(土)17:00-18:30
会場
Zoomを用いたオンライン開催・対面 同時開催
筑波大学共同研究棟A601 西アジア文明研究センター

オンラインのみに変更になりました。

特別講演
 柴田 大輔  (筑波大学人文社会系)
「古代メソポタミアの神殿と都市」

 
※「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法をご案内します。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第27回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第5回は下記の要領で行います。

日時
2022年9月28日(水)19:30-21:00
講師
 稲葉 穣 先生 (京都大学)
テーマ
「都市と山岳フロンティア」

【講師紹介】
京都大学人文科学研究所教授。専門は中央アジア古代・中世史。近著に『イスラームの東・中華の西 ― 七〜八世紀の中央アジアを巡って』(臨川書店, 2022年), "The History and Culture of Iran and Central Asia: From the Pre-Islamic to the Islamic Period" (University of Notre Dame Press, 2022) (共編著), "The legend of Xinnie in the seventh and eighth centuries" (Hunnic Peoples in Central and South Asia, Barkhuis, 2020), 「イスラームとインドのフロンティア」(『1187年 ― 巨大信仰圏の出現』山川出版社, 2019年)などがある。

*今回は、フロンティアとしての山岳・山脈を越える人やモノの動きと、都市の興亡との関係について、現在のアフガニスタン東部の諸都市の前近代史を中心にお話しいただきます。

【申込先】https://forms.gle/eqogzDiTQGw3SZea7
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の9月27日正午までに、上記のURLからお申込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は40~45分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日:森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」

【今後の予定】
第6回・10月21日:深沢克己先生(東京大学)
第7回・11月:松井洋子先生(東京大学)
第8回・12月:常木 晃先生(筑波大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/





計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第21回研究会を開催します。

日時
2022年9月5日(月)16:00-17:30
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者
渡井 葉子 (中央大学人文科学研究所)
「前1千年紀バビロニアの家の相続分割:ウルのガッラーブ家の事例の再検討」

※ オンライン参加をご希望の方は、9月2日(金)までにrcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第20回研究会を開催します。

日時
2022年8月1日(月)16:00-17:30
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者
山田 雅道 (中央大学文学部)
「前2千年紀後半のエマルにおける王権と市共同体」

※ オンライン参加をご希望の方は、7月28日(木)までにrcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




2022年度「西アジア都市」領域全体研究会(一般非公開)をオンラインにて開催いたします。また、研究会に続き、総括班会議を開催します。

日時
2022年7月30日(土)10:30-12:30
会場
Zoomを用いたオンライン開催

プログラム

10:40-11:30 <領域全体研究会・講演>
三宅 裕 (筑波大学)
「西アジア先史時代における社会の複雑化」


12:00-12:30 <総括班会議>
(総括班メンバーのみ)

 

※「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法をご案内します。



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第19回研究会を開催します。

日時
2022年7月22日(金)15:00-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者
Dr. Laura Manca (National Museum of Natural History, Paris)
"Exploiting Shells and Bones. Preliminary results from the study of some prehistoric and protohistoric productions in SouthWest Asia and Europe"
 

※ オンライン参加をご希望の方は、7月19日(火)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第26回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第4回は下記の要領で行います。

日時
2022年7月15日(金)19:30-21:00
講師
 森安 孝夫 先生 (大阪大学)
テーマ
「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」

【講師紹介】
(公財)東洋文庫監事、大阪大学名誉教授。専門は仏教・マニ教時代の中央ユーラシア東部の歴史と古ウイグル文献学。専門書に『東西ウイグルと中央ユーラシア』(名古屋大学出版会、2015年)、Corpus of the Old Uighur Letters from the Eastern Silk Road (Berliner Turfantexte 46, Turnhout: Brepols, 2019) などがあり、概説書に『シルクロードと唐帝国』(講談社学術文庫、2016年)、『シルクロード世界史』(講談社選書メチエ、2020年)がある。

*今回は、イスラム化以前の中央ユーラシア東部の都市の典型として、オアシス都市と草原都市があること、農耕定住民の築いたオアシス都市は紀元前から存在するも、紀元後に現れる草原都市の成立にはいくつかの要因があり、そこでは騎馬遊牧民と農耕定住民の共生関係が見られたことなどをお話しいただきます。

【申込先】https://forms.gle/BUwxUD3zcgALFXbB9
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の7月14日正午までに、上記のURLからお申込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は40~45分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日:菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」

【今後の予定】
第5回・9月28日(水):稲葉 穣先生(京都大学)
第6回・10月:深沢克己先生(東京大学)
第7回・11月:松井洋子先生(東京大学)
第8回・12月:常木 晃先生(筑波大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/






計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第25回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。第3回は下記の要領で行います。

日時
2022年6月21日(火)19:30-21:00
講師
 菅谷 成子 先生 (愛媛大学)
テーマ
「スペイン植民地都市マニラ」

【講師紹介】
愛媛大学客員教授。専門は、東南アジア史、フィリピン近世・近代史。著書に『歴史の資料を読む』(創風社出版、共著、2013年)、『近代アジアの自画像と他者:地域社会と「外国人」問題』(京都大学学術出版会、共著、2011年)、『近世の海域世界と地方統治』(汲古書院、共著、2010年)、「19世紀マニラにおける欧米人」(『資料学の方法を探る』18、2019年)などがある。

*今回は、スペイン植民地都市「マニラ市」の設置(1571年)によって、南シナ海交易ネットワーク上の港市であった「マイニラ」が新大陸とアジアを結ぶ結節点となり、城郭都市(イントラムロス)を核として発展した過程をたどりながら、そこに暮らす中国人移民や混血の人々などについてお話しいただきます。

【申込先】https://forms.gle/nrRMD91ob4Khckwf8
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の6月20日正午までに、上記のURLからお申込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は40~45分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日:森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」

【今後の予定】
第4回・7月15日(金):森安 孝夫 先生(大阪大学)
第5回・9月:稲葉 穣 先生(京都大学)
第6回・10月:深沢 克己先生(東京大学)

皆様のご参加をお待ちしております。
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第24回研究会を開催します。「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。「都市の世界史」第2回は下記の要領で行います。

日時
2022年5月24日(火)19:30-21:00
講師
 森本 公誠 先生 (東大寺)
テーマ
「アラブの軍事都市(ミスル)」

【講師紹介】
2004年~2007年 東大寺第218世別当・華厳宗管長。文学博士(京都大学)。著書に『初期イスラム時代エジプト税制史の研究』(岩波書店、日経・経済図書文化賞)、『世界に開け華厳の花』(春秋社、圓山記念文化賞)、『聖武天皇責めはわれ一人にあり』(講談社)、『イブン・ハルドゥーン』(講談社)、『東大寺のなりたち』(岩波書店)、『東大寺奴婢集団のサバイバル~慈悲につつまれて~』(阿吽社)など多数ある。訳書に、イブン=ハルドゥーン『歴史序説』(岩波書店)、タヌーヒー『イスラム帝国夜話』(岩波書店、日本翻訳文化賞)がある。

*今回は、イスラーム教を受け入れたアラブが大征服に向かい、ササン朝やビザンツの軍隊を撃破したあと、各地に前進基地となる都市を建設、アラブ遊牧民の組織化・軍事化・都市化を促した過程をお話しいただきます。

【申込先】https://forms.gle/hn6K7LGqgo38CVbB8
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の5月23日17時までに、上記のURLからお申込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は40~45分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
第1回・4月22日:深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」

【今後の予定】(時間はいずれも19:30~21:00)
第3回・6月21日(火):菅谷 成子 先生(愛媛大学)
第4回・7月:森安 孝夫 先生(大阪大学)
第5回・9月:稲葉 穣 先生(京都大学)
第6回・10月:深沢 克己先生(東京大学)

守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp




このたび、「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、連続講演会「都市の世界史」をZoomオンラインで開催する運びとなりました。第1回は下記の要領で行います。

日時
2022年4月22日(金)19:30-21:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

講師
 深見 奈緒子 先生 (日本学術振興会カイロ研究連絡センター)
テーマ
「都市の歴史:生態圏と形態・人口」

申込先:https://forms.gle/baJ8GdsXa5ABgm4DA
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の4月21日までに、上記のURLからお申込みください。
*お申し込みいただいた方へ、後日、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。


本連続講演会は、計画研究C01-05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45~50分、質疑応答は40~45分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

*第2回以降は、以下のような予定です。
第2回・5月24日(火):森本 公誠 先生(東大寺)
第3回・6月:菅谷 成子 先生(愛媛大学)
第4回・7月:森安 孝夫 先生(大阪大学)
第5回・9月:稲葉 穣 先生(京都大学)
守川 知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp



計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第16回研究会(一般非公開)

日時
2022年3月28日(月)13:00-16:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

プログラム

田中 英資(福岡女学院大学)
「都市における歴史の重層とヘリテージ」

村上 薫(アジア経済研究所)
「都市の周縁と社会的排除:トルコのゲジェコンドゥの事例」

池田 昭光(明治学院大学)
「都市・文明・傷 『 ポストヒューマン 』 から 見えるもの」」




計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第15回研究会(一般非公開)を開催します。

日時
2022年3月10日(木)16:00-18:00
会場
兵庫県立淡路景観園芸学校・オンライン

プログラム

趣旨説明:松原 康介(筑波大学)

報告者:佐倉 弘祐(信州大学)
「スペイン・バレンシアの都市形態に及ぼす歴史的灌漑用水路」

コメンテーター:新保 奈穂美(兵庫県立大学)


※ 「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法をご案内します。




2021年度「西アジア都市」領域全体研究会(一般非公開)および全体会議・総括班会議をオンラインにて開催いたします。

日時
2022年3月5日(土)13:00-17:15(17:20から総括班会議)
会場
Zoomを用いたオンライン開催(本領域関係者には後日参加方法をお知らせします)

プログラム
13:00 開会挨拶
13:05 基調講演 山田重郎「古代メソポタミア都市の系譜」
13:50 コメント1 河合望(古代エジプトとの比較から)
14:10 コメント2 守川知子、松原康介(近現代の西アジア都市との比較から)
14:30-45  休憩
14:45-17:00 各班からの研究状況報告(質疑を含め各20分)
計画研究1:前田修「西アジア新石器時代における景観の認識」
計画研究2:柴田大輔「古代メソポタミアにおける都市と神殿:概略」
計画研究3:周藤芳幸「ヘレニズム時代エジプトにおける都市と港」
計画研究4:若狭幸 「地表面露出年代の推定によるジャルモ遺跡周辺の古景観」
計画研究5:守川知子「『都市からひもとく西アジア:歴史・社会・文化』(勉誠出版、2021年12月)を上梓して」
計画研究6:松原康介「現代都市計画における地域文化の再現」
17:00 諸連絡
17:10 閉会の挨拶
17:20-18:00 総括班会議(総括班メンバーのみ)
 
※「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法をご案内します。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第19回研究会を開催します。

日時
2022年2月16日(水)18:00-19:30
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者
長谷川 修一 (立教大学文学部)
「可視領域解析から見た都市間ネットワークの形成 —南レヴァントの事例から」

※ オンライン参加をご希望の方は、2月15日(火)までにrcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第22回研究会(一般非公開)を開催します。

日時
2022年2月11日(金・祝)13:00-17:00
会場
Zoomによるオンライン開催(一般非公開)

『都市からひもとく西アジア―歴史・社会・文化』(勉誠出版、2021年12月)を刊行して
13:00-13:15 趣旨説明(守川)
13:15-13:45 討論:第I部「都市をつくる―建設・形成と発展」
13:45-14:15 討論:第II部「都市に生きる―人びとと都市社会」
14:15-14:30 休憩
14:30-15:00 討論:第III部「都市を活かす―政治的・経済的機能」
15:00-15:30 討論:第IV部「大都市を彩る―三都物語」
15:30-15:45 休憩
15:45-16:45 全体討論
16:45-17:00 総括(守川)

討論者:亀谷学・柳谷あゆみ・塩野崎信也・大矢純・谷口淳一・杉山雅樹・中町信孝・栗山保之・櫻井康人・山口昭彦・木村暁・田中雅人・守川知子・深見奈緒子・川本智史の各執筆者
稲葉穣氏・松原康介氏



下記の要綱で特別講演会(一般非公開)をオンラインにて開催いたします。

日時
2022年1月29日(土)15:00-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

特別講演
 關 雄二
 国立民族学博物館 人類文明誌研究部
「アンデス文明における神殿と都市」

 
※「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法をご案内します。



計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第14回研究会を開催します。

日時
2022年1月27日(木)17:00-19:00(日本時間)
(Turkey: 11:00-13:00, Italy: 9:00-11:00)
会場
Zoomを用いたオンライン開催

プログラム

SUGAWARA Hirofumi
"On the Development of the Monastic Community in Göreme and Çavusin"
SANO Katsuhiko
"Characteristics of tuff rocks in Paşabağ (Valley of the Monks) and deterioration by exposure to the outdoor environment"
Annalaura CASANOVA and Giulia CANEVA
"Investigation on phototrophic communities growth in the Cave Church of St. Simeon (Pasabagi):detection and valuation of biodeterioration processes"
TANIGUCHI Yoko and NARITA Akemi
"Painting technology of the wall paintings of St Simeon"


※ オンライン参加をご希望の方は、1月26日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第18回研究会を開催します。

日時
2022年1月19日(水)18:00-19:30
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者
佐野 克司 (筑波大学人文社会系)
「新アッシリア帝国における捕囚民の統合と民族的アイデンティティ」

※ オンライン参加をご希望の方は、1月18日(火)までにrcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第9回研究会を開催します。

日時
2021年12月21日(火)19:00-20:00
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者

矢澤 健(東日本国際大学エジプト考古学研究所)
「エジプト中王国時代のセトルメント・パターンと砂漠の道」


※ オンライン参加をご希望の方は、12月17日(金)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究04「古代西アジアをめぐる水と土と都市の相生・相克と都市鉱山の起源」による第6回研究会を開催します。

日時
2021年12月21日(火)12:00-13:00
会場
MS Teamsによるオンライン開催

話題提供者

若狭 幸 (弘前大学)
「宇宙線生成核種濃度から推定したジャルモ遺跡の地表面露出年代と地形面の浸食」


※ オンライン参加をご希望の方は、12月20日(月)までにanma[@]tokushima-u.ac.jp(安間)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第17回研究会を開催します。

日時
2021年12月15日(水)18:00-19:30
会場
Zoomを用いたオンライン・対面 同時開催
筑波大学プロジェクト研究棟306 西アジア文明研究センター

発表者
Timothy Scott Hogue (University of Tsukuba)
"Building Sam'al: Crafting Cityscapes to Create Communities"

※ 発表は英語でおこなわれます。通訳はありません。
※ 対面でのご参加を希望の方は、rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。 なお、場所の制限により、オンラインでのご参加をお願いする場合がございます。
(「西アジア都市」メンバーにはZoom会議への参加方法をメールで配信します)


計画研究04「古代西アジアをめぐる水と土と都市の相生・相克と都市鉱山の起源」による第5回研究会を開催します。

日時
2021年12月6日(月)11:00-12:00
会場
MS Teamsを用いたオンライン開催

話題提供

下岡 順直(立正大学)
「Tell Umm al-Aqaribの三日月型砂丘の ルミネッセンス年代測定と風向風速解析 :古代メソポタミア都市遺跡を呑み込む砂丘列の移動を解明する」


※ オンライン参加をご希望の方は、12月3日(金)までにanma[@]tokushima-u.ac.jp(安間)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第18回研究会を開催します。

日時
2021年12月4日(土)15:00-17:00
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者
覚張 隆史 (金沢大学)
「パレオゲノミクスで可視化する人類集団の混血史」
 

※ オンライン参加をご希望の方は、12月1日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




下記の要綱で特別講演会(一般非公開)をオンラインにて開催いたします。

日時
2021年11月24日(水)18:00-20:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

特別講演
 城倉 正祥
 早稲田大学文学学術院教授、東アジア都城・シルクロード考古学研究所所長
「唐代都城の成立と展開―発掘遺構を中心に―」

 
※「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法をご案内します。



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第17回研究会を開催します。

日時
2021年11月6日(土)15:00-17:00
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者
川島 尚宗 (広島大学)
「縄文時代における狩猟採集社会の複雑化」
 

※ オンライン参加をご希望の方は、11月3日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による研究班全体第1回シンポジウムを開催します。

日時
2021年10月2日、3日 13:00-17:30
会場
Zoomによるオンライン開催

1日目:10月2日(土) 13:00-17:30

三宅 裕(筑波大学)
「西アジア新石器時代における公共建造物とその社会的意味について」
常木 晃(筑波大学)
「西アジアにおける物資管理システムの始まりと発達」
本郷 一美(総合研究大学院大学)
「新石器時代のティグリス川上流地域における生業:狩猟、家畜化、家畜の受容」
丹野 研一(龍谷大学)
「西アジア考古植物研究の実例~遺跡調査結果と実用化」

2日目:10月3日(日) 13:00-17:30

久田 健一郎(筑波大学)
「タペ・チャハマック遺跡の地質学的立地-石器素材と古代交易ルート」
有村 誠(東海大学)
「石器製作にみられる“専業化”の実態とその変遷」
前田 修(筑波大学)
「西アジア先史時代の物資交易:黒曜石・ビチュメン交易の展開」
板橋 悠(筑波大学)
「人骨から見る社会の大規模化と世帯の解体」
 

※ オンライン参加をご希望の方は、9月29日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




下記の要綱で特別講演会(一般非公開)をオンラインにて開催いたします。また、講演会に続き、領域全体会議、総括班会議を開催します。

日時
2021年7月19日(月)19:00-21:00(-21:40)
会場
Zoomを用いたオンライン開催

<領域全体研究会>
19:00-21:00 特別講演
 三 浦 徹 (お茶の水女子大学名誉教授、東洋文庫研究員)
 「都市社会の連続性: 西アジアの古代とイスラーム」


<会議>
21:10~21:20 領域全体会議
21:20~21:40 総括班会議(総括班メンバーのみ)

 
※「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法(講演会・会議共通)をご案内します。



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第15回研究会を開催します。

日時
2021年7月24日(土)15:00-17:00
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者

近 藤 修(東京大学)
「西アジア初期定住化集団、ハッサンケイフ遺跡出土人骨の形質人類学」


※ オンライン参加をご希望の方は、7月21日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第21回研究会を開催します。

日時
2021年6月28日(月)15:00-18:30
会場
Zoomによるオンライン開催

<報告1>
堀 賀貴 (九州大学)
「ポンペイ,ヘルクラネウム,そしてオスティア,古代ローマの三大都市遺跡」

<報告2>
大清水 裕 (滋賀大学)
「タキトゥス『年代記』に見る小アジア諸都市とローマ帝国支配」

<報告3>
増永 理考 (京都大学)
「色めく都市―ローマ帝国下小アジアにおけるギリシア都市の相貌」


※ オンライン参加をご希望の方は、6月27日までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)、または、tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp(守川)宛てにメールでご連絡ください([@]を@に変換願います)。




下記の要綱で特別講演会(一般非公開)をオンラインにて開催いたします。また、講演会に続き、領域全体会議、総括班会議を開催します。

日時
2021年5月13日(木)19:00-21:00(-21:40)
会場
Zoomを用いたオンライン開催

<領域全体研究会>
19:00-21:00 特別講演
 布野 修司 (日本大学特任教授)
 都市のグローバルヒストリー:「世界都市史の諸段階」あるいは「都市の形とその系譜」


<会議>
21:10~21:20 領域全体会議
21:20~21:40 総括班会議(総括班メンバーのみ)

 
※「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法(講演会・会議共通)をご案内します。




計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第13回研究会を開催します。

世界遺産であるカッパドキアは、ビザンツ時代の教会そのものの価値に加え、キノコのように林立する凝灰岩の景観が貴重な文化資源となっている。この独特の風景は、軟らかく脆弱な 凝灰岩が風雨による浸食、日射による熱応力、凍結融解等、いわゆる岩の劣化によって生み出されたものといえる。今回、パシャバー地区の聖シメオン教会(10 世紀初頭) を対象として、周囲の環境、水との相関など、劣化要因のモデル化し、内部の壁画の亀裂を伴う岩窟教会における深刻な劣化現象に対して、現地の管理者自らがこの劣化現象を抑制、緩和することができる汎用性のある対策手法を提案・試行し、検証評価を行うことを目的としている。遺跡の価値として、内部の壁画の技法材料調査、適切な保存修復方法、材料の提案もこのプロジェクトで実施しているため、その報告も併せて行いたい。

日時
2021年4月1日(木)13:30-
会場
MS Teamsを用いたオンライン開催

<プログラム>
谷口 陽子 「聖シメオン教会の保存に関するプロジェクト概要」
菅原 裕文 「カッパドキア岩窟聖堂のデジタルドキュメンテーションの可能性と活用法ーアギオス・シメオン・スティリティス聖堂の事例から」
伊庭 千恵美 「微小環境モニタリングの解析」
高嶋 美穂 「クロスセクションの分析、膠着材の分析(ELISA およびLC-MS)」

ディスカッション


※ 参加をご希望の方は、招待をお送りしますので taniguchi.yoko.fu[@]u.tsukuba.ac.jp(筑波大学・谷口陽子)までメールでご連絡ください。([@]を@に変換願います)



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第16回研究会を開催します。

日時
2021年3月19日(金)19:00-21:20(JST)/10:00-12:20(GMT)
会場
Zoomによるオンライン開催(定員300名)

発表者

Dr. Gareth Brereton (The British Museum)
"'The greatest king you’ve never heard of': exhibiting Ashurbanipal at the British Museum"
(講演 45・質疑応答15分)

Dr. Jonathan Taylor (The British Museum)
"The library of Ashurbanipal, king of the world"
(講演 30・質疑応答15分)


Abstract

'The greatest king you’ve never heard of’: exhibiting Ashurbanipal at the British Museum
Gareth Brereton

At a time when public attention was again directed towards a devastating conflict in Iraq, the British Museum developed the major exhibition ‘I am Ashurbanipal: king of the world, king of Assyria’, which opened in London between November 2018 and February 2019. This exhibition explored the world of ancient Assyria through the life and legacy of its last great ruler, King Ashurbanipal. On his ascent to the throne in 669 BC, Ashurbanipal inherited a vast and diverse empire, the heartland of which was situated in present-day Iraq. This talk will reflect on the exhibition’s development, delivery and public reception. A formative evaluation of the exhibition concept showed that public knowledge of ancient Assyria was very limited. Feedback from the evaluation groups informed the exhibition structure and narrative themes. To better engage with visitors, the exhibition combined immersive displays with narrative driven content to present the story of Ashurbanipal’s reign in an accessible and engaging format. The exhibition provided an opportunity to experiment with object display, narrative content, lighting and design, all of which can inform future redisplays of the British Museum’s Assyria collections.


The library of Ashurbanipal, King of the World
Jonathan Taylor

The single most important group of cuneiform texts ever found is the remains of what was once the collection of Ashurbanipal, King of Assyria, King of the World. In the 7th century BC, he assembled what has been celebrated as the first universal library in the world. It has formed the platform on which the field of Assyriology was founded, and has continued to grow. 170 years after its discovery, there is still a lot we don’t know about the collection. Displaying such an iconic, yet highly enigmatic, collection poses many challenges. Related research now promises to help us finally begin to understand what the ‘library of Ashurbanipal’ was.


※ 発表は英語でおこなわれます。通訳はありません。

※ 参加を希望される方は、以下のURLよりお申し込みください(先着300名・参加無料)
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0sceqrqDkjHtOmYeiKxNsU4xzwPI-F6IoA

登録後、Zoomミーティング参加情報の確認メールが届きます。


共催: 科研費基盤研究(B) 「アッシリア浮彫の石材分析から挑む産地同定と復元」




地中海地域と西アジア地域とを比較し新たな視座を得る観点から、陣内秀信・法政大学特任教授にお話を伺います。広域のフィールドワークに基づく空間人類学の手法に立ち、都市の成り立ち、中庭型建築の普遍性を考えます。どなたでも参加できますので、下記よりお申し込み下さい。

日時
2021年3月15日(月)13:00-15:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催(定員200名)

13:00-13:10 開会の挨拶

13:10-14:40 公開講演
 陣内 秀信 (法政大学江戸東京研究センター特任教授)
 「地中海地域と西アジアとの比較都市論―空間人類学の視点から―」

  コメンテーター:松原 康介(筑波大学)+ 質疑応答

14:40-14:50 閉会の挨拶


※ 定員に達しましたので、参加申込は締め切りました。
(「西アジア都市」領域メンバーには別途参加方法をご案内しています)




2020年度第2回領域全体研究会(オンライン会議)を開催します。本領域関係者はご参加ください(一般非公開)。
*研究会に先立ち、上記の公開講演会を開催します(一般公開)。合わせてご参加下さい。

日時
2021年3月15日(水)15:00-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

プログラム
15:00-16:00:プレゼン
「新規導入した分析機器による物質科学・地球科学的分析と考古学的調査」
 安間 了(徳島大学)、黒澤 正紀(筑波大学)、池端 慶(筑波大学)
 コメント:三宅 裕 + 質疑応答

16:10-17:00:ディスカッション
 今後の活動にむけて

17:00-17:30:総括班会議(総括班メンバーのみ)


※ 領域メンバーにはZoom会議への参加方法(公開講演会・研究会共通)をメールで回覧します。
お問い合わせ: rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第20回研究会を開催します。今回は「十字軍と都市」に関する2報告です。奮ってご参加ください。

日時
2021年2月24日(水)14:00-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

<報告1>
中村 妙子 (早稲田大学総合人文科学研究センター)
「シリア諸都市の立地形態と対十字軍戦略:大都市と小都市の比較検討を中心に」

<報告2>
櫻井 康人 (東北学院大学)
「フランク人支配下の都市エルサレム」


※ オンライン参加をご希望の方は、2月22日までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)、または、tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp(守川)宛てにメールでご連絡ください([@]を@に変換願います)。




計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第12回研究会を開催します。

西アジアの国・シリアには、ダマスクスやアレッポといった数千年の歴史を誇る歴史都市が多く存在する。その都市空間の重層性に迫ることは、イスラームからローマ、ギリシャに遡り、遥か考古学的時代を幻視することに他ならない。本研究会では、1980年代に当地を旅した建築史家・土居義岳氏をお招きして、当時撮影された写真を鑑賞させて頂きながら、フランス建築、教会建築としての位置づけを模索する。コメンテーターはキリスト教建築史とイスラーム建築史のお二人にお願いし、西方と東方、考古学と建築史の交わりを幅広くしたい共有したい。

日時
2021年1月28日(木)16:00-18:00
会場
オンライン開催
(オンラインのみに変更になりました)

<プログラム>
講師
土居 義岳 (九州大学名誉教授・建築史)
「『東方旅行』の回想」

コメンテーター
藤田 康仁 (東京工業大学)
川本 智史 (東京外国語大学)
コーディネーター
松原 康介 (筑波大学)


※ 参加無料・事前登録制です。参加希望の方は、下記までご連絡をお願いいたします。matsub[@]sk.tsukuba.ac.jp([@]を@に変換願います): コーディネーター・松原康介




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第19回研究会を開催します。今回は「西アジアの港市」に関する2報告です。奮ってご参加ください。

日時
2021年1月18日(月)15:00-18:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

<報告1>
大矢 純 (東京大学大学院人文社会系研究科修士課程)
「ポルトガル人支配期の港市マスカト」

<報告2>
栗山 保之 (大東文化大学)
「インド洋の港市アデン」


※ オンライン参加をご希望の方は、1月15日(金)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)、または、tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp(守川)宛てにメールでご連絡ください([@]を@に変換願います)。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第15回研究会を開催します。

日時
2020年12月26日(土)10:30-12:00
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者

渡辺 千香子 (大阪学院大学)
「アッシュルバニパルのライオン狩り 北宮殿C室浮彫の解読」
(講演 50-60分・質疑応答20-30分)



※ オンライン参加をご希望の方は、12月23日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第14研究会を開催します。

日時
2020年12月26(土)15:00-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者

下釜 和也(古代オリエント博物館)
「メソポタミア銅石器時代と都市化 —研究の現状と課題— 」



※ オンライン参加をご希望の方は、12月23日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」および計画研究04「古代西アジアをめぐる水と土と都市の相生・相克と都市鉱山の起源」による第1回合同研究会を開催します。

日時
2020年12月12(土)15:00-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者

中野 孝教 (総合地球環境学研究所)
「考古遺物の産地研究としてのマルチアイソスケープ法ー考古学と地質学、環境学との統合に向けて」



※ オンライン参加をご希望の方は、12月9日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第18回研究会を開催します。

日時
2020年12月10日(木)15:00-18:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

<報告1>
柳谷あゆみ ((公財)東洋文庫研究員)
「ザンギー朝期のモスル構築」

<報告2>
木村 暁(東京外国語大学)
「スンナ派学の牙城ブハラ」


※ オンライン参加をご希望の方は、12月9日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)、または、tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp(守川)宛てにメールでご連絡ください。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第14回研究会を開催します。

日時
2020年11月28日(土)22:00-24:00(日本時間)
(Bern: 14:00-16:00, Toronto: 8:00-10:00)
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者

Prof. Mirko Novák (University of Bern)
"Mesopotamian Cities: Different Traditions and Diverging Concepts in Babylonia, Assyria and Upper Mesopotamia"
(講演 45分・質疑応答15分)

Dr. Heather D. Baker (University of Toronto)
"Planning Versus Process in Urban Babylonia: City Layout in a Long-Term Perspective"
(講演 45分・質疑応答15分)


※ オンライン参加をご希望の方は、11月25日(水)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第12研究会を開催します。

日時
2020年11月28(土)15:00-18:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者

菊地 大樹 (総合研究大学院大学)
「東アジア古代国家の馬匹生産体制:秦帝国を手がかりに」

新井 才二 (総合研究大学院大学)
「古代都市と動物考古学」


※ オンライン参加をご希望の方は、11月25日までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究4と研究計画6は、11月12日-26日にオンライン開催される日本地球化学会年会において特別セッション「S3考古と文化財の地球化学」を実施します。 講演は、大会期間中に掲示される講演資料の閲覧とチャットによる質疑応答、Zoomセッションによる口頭発表を併用して行われます。

日時
2020年11月19(木)14:00-17:00、21日(土)10:00-12:00
会場
Zoomによるオンライン開催

プログラム(PDFダウンロード)


※オンライン参加をご希望の方は、11月4日(水)17時までに、日本地球化学会第67回オンライン年会ホームページからお申し込みください。11月12-26日の全期間中参加できます。




計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第8回研究会を開催します。

日時
2020年11月15日(日)16:00-18:00
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者

深谷 雅嗣(愛知県立大学)
「テーベの祭礼と宗教都市景観」


※ オンライン参加をご希望の方は、11月12日(木)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第17回研究会を開催します。

日時
2020年11月9日(月)15:00-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者

深見奈緒子 (JSPSカイロ研究連絡センター)
「ナポレオン地図の分析からみえてきた前近代のカイロ」


※ オンライン参加をご希望の方は、11月6日までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)、または、tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp(守川)宛てにメールでご連絡ください。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第16回研究会を開催します。

日時
2020年10月26日(月)15:00-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者

大稔 哲也 (早稲田大学)
「ワクフ文書から見たエジプト死者の街: ワクフ財源としての墓地」




計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第7回研究会を開催します(終了しました)

日時
2020年10月18日(日)14:00-17:00(予定:発表各1時間、質疑応答1時間)
会場
Zoomによるオンライン開催

プログラム

長谷川 奏 (早稲田大学)
「アレクサンドリア後背地のウォーターフロントにみる都市村落景観」

アレクサンドリアの後背地は、ラシード支流との間を、湖や運河で結ぶことによって、メンフィスや上流地域へと繋がる構造を持っていた。マリユート湖に隣接するイドゥク湖のほとりは、通年灌漑を進めた近代以後の開発で大きく自然環境が変貌した場でもあり、失われた水辺環境と当該地域に固有な砂丘堆積の復元考察が、遺跡テリトリーの同定に際して最も主要なテーマとなる。河畔に位置する Kom al-Diba’ 遺跡調査では、地表面探査と考古・建築調査の総合から、AD1~3世紀頃に有力な活動痕跡を残す砂丘丘陵上の神殿周域集落(Temple Precinct)が復元された。本発表では、遺跡の四方を巡見する計画のうち、遺跡とラシード支流の間の「不毛の」氾濫沃土景観の復元までを紹介する。


周藤 芳幸 (名古屋大学)
「ヘレニズム時代のエジプト領域部における都市景観と社会構造」

ヘレニズム時代のエジプト領域部には、末期王朝時代以来の都市化によって都市的な景観を備えるようになった比較的大規模な在地集落が点在していた。そのうちのいくつかについては、出土パピルス文書と考古学的調査からの知見によって、その景観と社会構造について一定の推測をめぐらすことが可能となっている。
本発表では、中エジプトのアコリスについて、前2世紀末のケファラスの子ディオニュシオスの家族文書集積から得られる情報を出発点として、考古学的な知見の蓄積をも参照しながら、その都市景観と社会のあり方の歴史的変遷を明らかにするとともに、それをファイユームのバッキアスやテーバイスのパテュリスのような同時代の都市の事例と比較することで、その一般化を試みたい。

※ オンライン参加をご希望の方は、10月15日(木)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第6回研究会を開催します

日時
2020年9月26日(土)9:30-11:00(発表1時間、質疑応答30分)
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者

Dr. Peter Lacovara
(Director, The Ancient Egyptian Archaeology and Heritage Fund, USA)
"The New Kingdom Royal City"


※ 発表は英語でおこなわれます。通訳はありません。

※ オンライン参加をご希望の方は、9月20日までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第11回研究会を開催します。

日時
2020年9月19日(土)15:00-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者

庄田 慎矢
「東アジア先史時代の土器の用途をさぐる」


※ オンライン参加をご希望の方は、9月16日までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第13回研究会を開催します。

日時
2020年9月18日(金)16:00-18:00(予定:発表1時間、質疑応答30分、全体討論30分)
会場
Zoomによるオンライン開催

発表者

西山 伸一(中部大学)
「アッシリア帝国東部辺境の拠点都市:ヤシン・テペ考古学プロジェクトの最新成果」


※ オンライン参加をご希望の方は、9月15日までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。



計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第10回研究会を開催します。

日時
2020年9月17日(木)15:00-18:00
会場
Microsoft Teamsを用いたオンライン開催

プログラム

佐野 勝彦
「カッパドキア・パシャバー地区の凝灰岩へのパーミエイト試験施工」
渡辺 晋生
「パシャバーの降水/地中水分データ解析」
伊庭 千恵美
「カッパドキアの岩窟教会にあたる風の影響」
成田 朱美
「聖シメオン教会壁画の調査」
 
ディスカッション


※ オンライン参加をご希望の方は、9月10日までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛のメールでご連絡ください。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第15回研究会を開催します。

日時
2020年9月14日(月)15:00-17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

発表者

阿部 尚史(お茶の水女子大学)
「19世紀後半タブリーズの街区と家族:世帯調査史料の研究」


※ オンライン参加をご希望の方は、9月13日までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)、または、tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp(守川)宛てにメールでご連絡ください。



2020年度 第1回領域全体研究会(オンライン会議)を開催します。本領域関係者はご参加ください。

日時
2020年8月8日(土)13:00~17:00
会場
Zoomを用いたオンライン開催

プログラム

1.領域代表の挨拶と説明(中間評価と公募研究募集について)

2.公募研究代表者による研究内容の紹介

3.全体討議

4.計画研究代表者による各計画研究の活動スケジュールについて

5.フリートーク



計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第9回研究会(オンライン会議)を開催します。

日時
2020年7月28日(火)18:30開始
会場
Zoomを用いたオンライン開催

プログラム

趣旨説明

牧野 奈央 (筑波大学大学院)
「マフード・カッダーシュの青年期におけるアルジェ・カスバ論」
松原 康介 (筑波大学)
「CIAMアルジェの報告書にみるスラムの空間秩序」
渡邉 祥子 (アジア経済研究所)
「アルジェリア人ムスリムにおけるカスバのイメージ」

共同討議



計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第5回研究会を開催します。

日時
2020年2月23日(日)15:00-17:00
会場
早稲田大学戸山キャンパス39号館1階考古学実習室 (地図)

発表者
内⽥ 杉彦 (明倫短期⼤学)
「新王国時代の⽂字資料にみられる『居住地』の呼称について」

西本 真一 (日本工業大学)
「マルカタ都市王宮における景観と構造」



※ぜひご参加ください。



計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第14回研究会(講演会)を開催します。

日時
2020年2月21日(金)15:00-18:00
会場
京都大学人文科学研究所本館セミナー室1 (地図)

プログラム

講演1
Carlo Cereti(Sapienza University of Rome)
“The Paikuli Project: Researches on Narseh's Monument and Inscription in Iraqi Kurdistan”
講演2
Yousef Moradi (SOAS University of London)
“Takht-e Solayman in the Light of Archaeological Excavations: Report of Seasons 2002-2008”


*発表はすべて英語で行われます。事前申し込みは不要です。




計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第13回研究会を開催します。

日時
2020年2月19日(水)9:30-17:30
会場
東京大学本郷キャンパス・法文2号館・教員談話室 (地図)

プログラム
趣旨説明:(Opening Remarks)
Tomoko Morikawa(The University of Tokyo)

Seiro HARUTA(Tokai University)
“Introductory Overview: What are ‘Cities’ in the Achaemenid, Parthian and Sasanian Periods?”
Yasuyuki MITSUMA(University of Tsukuba)
“Citadel of Babylon under Greco-Macedonian and Iranian Rulers”
Yousef MORADI(SOAS University of London)
“Rediscovering Sarab-e Murt and its Relation to the Town of Holwan”
Carlo CERETI(Sapienza University of Rome)
“The Middle Persian Shahrestaniha-e Eranshahr and the Geography of the Sasanian Empire”
Alisher BEGMATOV(The Berlin-Brandenburg Academy of Sciences and Humanities)
“Cities on the Northern Fringes of the Sasanian Empire and Their Vicissitudes during the Pre-Islamic and Early Islamic Eras”
Manabu KAMEYA(Hirosaki University)
“Early Islamic Military Cities and their Sasanian Background”

総合討論(General Discussion):
Discussant: Kazuya YAMAUCHI (Teikyo University)

*発表はすべて英語で行われます。事前申し込みは不要です。

*研究会終了後に、山上会館にてレセプション(18:00~20:00)を行います。参加を希望される場合は、守川(tomomo[at]l.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください([at]を@に替えてください)。


計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第8回研究会を開催します。

目的:
フィールド(地域)を分析したり、地図を作ったり、衛星写真と組み合わせたり、今のGIS(地理情報システム)は高性能ながら簡易に使えるようになった。その中でもQ-GISはフリーソフトで、簡易かつ機能の多さから群を抜いており、GISを気楽にしかもプロ並みに使いたい人には強力なツールとなる。スマートフォンのGPSも連動した新しい使い方についても紹介する。また、歴史GISの一つの活用事例として、「中東都市多層ベースマップシステム」についても紹介したい。

期待される研修の成果:
1.都市マスタープランなどの空間計画や、他の行政分野、危機管理等、実際にGISがどの様に利用されているか理解、説明できるようになる。
2.調査現場の様々な局面でQ-GISを使いこなして、成果の品質や効率を高めることが出来る。
3.GISの本質と具体的に何が出来るのかを理解することで、研修後自らGISを活用して業務の幅を拡大することが出来る。

日時
2020年2月18日(火)10:00-17:00 (申込制)
会場
筑波大学・東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)557講義室 (地図)


※参加をご希望される方は、2月12日(水)までに「申し込みフォーム」からご登録お願いいたします。




計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第12回研究会を開催します

日時
2020年2月3日(月)13:00-14:30
会場
筑波大学総合研究棟B108 (筑波キャンパス全体マップの25)

伊藤 早苗(上智大学)
「アッシリア帝国の市書記 tupšar āli


※事前登録不要・直接会場にお越しください


計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第11回研究会を開催します

日時
2020年1月24日(金)12:30-18:30
会場
筑波大学東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)557ゼミ室( アクセス

プログラム

テル・タバン遺跡
13:00‒14:00  沼本 宏俊(国士館大学)
「テル・タバン出土、中・新アッシリアの遺構と土器変遷」
14:15‒15:15  柴田 大輔(筑波大学)
「テル・タバン出土アッシュル・ケタ・レシェル2世の記念碑文とその歴史的背景」

ヤシン・テペ遺跡
15:45‒16:45  西山 伸一(中部大学)
「考古学から見たヤシン・テペ:新アッシリア時代の拠点都市と属州支配」
17:00‒18:00  山田 重郎(筑波大学)
「ヤシン・テペ出土ネックレス碑文」



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第10回研究会を開催します。

日時
2020年1月25日(土)15:00-17:00
会場
筑波大学東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)121講義室( アクセス

発表者
Fiona Pichon(JSPS Postdoctoral Fellow, University of Tsukuba)
"Use-wear analysis of lithic tools from Dja’ de el-Mughara:
Technical activities and cultural traditions during the EPPNB in the Northern Levant (Syria, 9th mill.)"



※事前登録不要。直接会場にお越しください。


計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第9回研究会を開催します。

日時
2019年12月21日(土)15:00-17:00
会場
筑波大学東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)122講義室( アクセス

本郷 一美(総合研究大学院大学)
「ジャルモ出土動物骨(2018 年)概報」

前田 修(筑波大学)
「考古学におけるランドスケープ研究:認識論的アプローチ」


※事前登録不要。直接会場にお越しください。


計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第8回研究会を開催します。

日時
2019年11月24日(日)15:00-
会場
筑波大学東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)557ゼミ室( アクセス

常 木 晃(筑波大学)
「西アジアにおける初期の印章と封泥」


古代オリエント博物館との共催による講演会を開催します。

サーサーン朝時代に、アソーリスターン州(バビロニア)では、大規模な都市化が進んだとされます。また、サーサーン朝皇帝は、帝国西南部で都市建設と移住政策を繰り返していました。この講演では、それらの都市化と、サーサーン朝の宗教政策の関係を探ります。

日時
2019年11月17日(日)15:15-16:45
会場
サンシャインシティ文化会館 7階710室( アクセス

青 木 健(静岡文化芸術大学)
「サーサーン朝の帝国都市と宗教」


※先着130名。座席に限りがあり立席になる場合もあります。


計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第7回研究会を開催します。

日時
2019年11月3日(日)14:00-17:00
会場
筑波大学東京キャンパス文京校舎557教室 (地図)

プログラム
安田 慎(高崎経済大学)
「イスラーム文化遺産論試論-観光における宗教の資源化をめぐって」
田中 英資(福岡女学院大学)
「滅んだ都市と生きている都市の関わりートルコ西部の都市遺跡保護のあり方を中心に」

全体討論

計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第9回研究会を開催します。

日時
2019年10月30日(水)17:00-18:15
会場
筑波大学総合研究棟B110 (筑波キャンパス全体マップの25)

発表者
Gina Konstantopoulos(University of Tsukuba)
タイトル
Within and Without: Assyrian and Babylonian Conceptions of the World and the City


※参加自由・事前登録不要。発表はすべて英語で行われます。日本語通訳はありません。



計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第12回研究会を開催します。

日時
2019年10月27日(日)10:00-16:00
会場
東京大学本郷キャンパス・法文2号館第三会議室 (地図)

プログラム
中町 信孝(甲南大学)
「境域都市としてのアインターブ:マムルーク朝時代を中心に」
杉山 雅樹(京都外国語大学)
「15 世紀ヘラートにおけるナクシュバンディーヤのネットワーク」

全体討論



第3回領域全体研究会を開催します。

日時
2019年10月26日(土)12:30-18:30
会場
筑波大学春日キャンパス 7A106教室 (地図)

プログラム
イントロダクション:山田 重郎
計画研究01:三宅 裕「西アジア新石器時代の集落構造について」
計画研究02:三津間 康幸「古代西アジア都市の景観と構造」
計画研究03:河合 望「古代エジプトの都市の景観と構造」
計画研究04:黒澤 正紀「「古代西アジアの自然環境と都市鉱山の起源」
計画研究05:山口 昭彦「「近世西アジアにおける都市景観の変容」
計画研究06:松原 康介「「イスラーム都市論から現代都市計画へ:都市研究の流れと構造」
全体討議


計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第8回研究会(講演会)を開催します。

日時
2019年9月26日(木)15:00-18:00
会場
筑波大学プロジェクト研究棟306/307
西アジア文明研究センター図書室 (地図)

講師
Uri Gabbay (Hebrew University of Jerusalem)
演題
Akkadian Hermeneutics: The Commentaries of Ancient Mesopotamia

*発表はすべて英語でおこなわれます。日本語通訳はありません。

計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第4回研究会(国際シンポジウム)を開催します。

日時
2019年9月9日(月)13:30-16:40
会場
早稲田大学戸山キャンパス36号館 682教室 (地図)

プログラム
13:30-13:40 Welcome Speech
SESSION 1: Amenhotep III and the Theban Temples
13:40-14:10
Betsy M. Bryan (The Johns Hopkins University, USA)
“Amenhotep III and the Mut Temple Rituals”
14:10-14:40
Hourig Sourouzian (The Colossi of Memnon and Amenhotep III Project)
“Amenhotep III and the temple of millions of years at Thebes”

SESSION 2: Amenhotep III and the Theban Necropolis
15:00-15:30
Melinda Hartwig (Michael C. Carlos Museum, Emory University, USA)
“Theban Tombs and Elite Integration in Amenhotep III’s Deification Program”
15:30-16:00
Jiro Kondo (Waseda University)
“The Tomb of Userhat (TT47) and the large rock-cut tombs in Thebes under the reigns of Amenhotep III and Amenhotep IV”
16:00-16:30
Nozomu Kawai (Kanazawa University)
“The tomb of Amenhotep III (KV22) and its Funerary Equipment”

16:30-16:40 Concluding Remarks

*発表はすべて英語でおこなわれます。通訳はありません。


エジプトでの連続研究会第2弾(アレキサンドリア)として「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第11回研究会を、日本学術振興会カイロ研究連絡センターとの共催にて開催します。

日時
2019年8月26日(月)9:00-17:30
会場
Library of Alexandria, Mezzanine floor: Meeting Room A

プログラム
9:00-9:40
Eman Shokry Hesham (The German Archaeological Institute in Cairo)
“The History of Urbanizing Luxor City”

9:45-10:25
Nasrah Abd al-Moatagali (National Archives)
“Urban Developments of Alexandria in the 18th century”

10:30-11:10
Naoko Fukami (JSPS Research Station, Cairo; Kokushikan University)
“Analysis of Napoleon's Cairo Map”

11:15-11:55
Magdi Guirguis (Kafrelsheikh University, IFAO)
“Reconstructing the Urban History of a Coptic Neighborhood in Cairo in the Ottoman Period”

13:00-13:40
Takenori Yoshimura (Daito Bunka University)
“Sabils in Cairo”

13:45-14:25
Alaa el-Habashi (Menoufiya University)
“Haras and Streets”

14:30-15:10
Naofumi Abe (Ochanomizu University)
“Tabrizi Families in Quarters”

15:15-15:55
Mohammad Sabri al-Dali (Institute of Arab Research and Studies- Cairo)
“Villagers in the City from 15th century AD: Cairo as a Case Study”

16:00-17:10
General Discussion

17:15-17:30
Closing Remarks

* 準備の都合上、参加を希望される方は事前に以下のいずれか宛にご連絡ください(●を@に変換)。
tomomo●l.u-tokyo.ac.jp(守川)、naokofukami●gmail.com(深見)


エジプトでの連続研究会第1弾(カイロ)として「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第10回研究会を、日本学術振興会カイロ研究連絡センターとの共催にて開催します。

日時
2019年8月24日(土)9:30-17:00
会場
American University in Cairo, Main Building, Class 215

プログラム
9:30-9:40
Opening Remarks

9:45-10:25
Minoru Inaba (Kyoto University)
“Trade Network and the Cities in the Indo-Iranian Borderlands”

10:30-11:10
El Sayed Abbas Zaghlul (National Authority for Remote Sensing and Space Sciences)
“Hydrogeology and Water Logging Problem in Egypt's Deserts, Case Study: Abu Meina Archaeological Site, Burg Al-Arab, Egypt Using Remote Sensing and GIS Techniques”

11:15-11:55
Nobutaka Nakamachi (Konan University)
“From ʿAyntab to Cairo: The ʿUlama Network seen from al-ʿAynī’s Autobiographical Descriptions”

13:00-13:40
Mohamed Soliman (National Research Institute of Astronomy & Geophysics)
“Urban Tides of Medieval Alexandria: Evolution Directions and Shrinkage Factors”

13:45-14:25
Akihiko Yamaguchi (University of Sacred Heart, Tokyo)
“Change of Trade Routes and Emergence of Cities in Safavid Iran: Focusing on the Rise of Some Kurdish Towns”

14:30-15:10
Tomoko Morikawa (The University of Tokyo)
“From New Julfa of Isfahan to the World: Armenian Trade Network and a Non-Muslim Quarter in a Capital City”

15:15-15:55
Sabri Ahmed al-Adl (Misr International University)
“Trade Networks in the Mamluks during the 18th century”

16:00-17:00
General Discussion
 
* 準備の都合上、参加を希望される方は事前に以下のいずれかまでご連絡ください(●を@に変換)。
tomomo●l.u-tokyo.ac.jp(守川)、naokofukami●gmail.com(深見)


計画研究04「古代西アジアをめぐる水と土と都市の相生・相克と都市鉱山の起源」による第2回研究会を開催します。

日時
2019年8月3日(土)12:30-17:40
会場
同志社大学 室町キャンパス寒梅館6階大会議室 (地図

プログラム
12:30‒13:10
安間 了
メソポタミア地方における堆積作用と都市の盛衰

13:10-13:50
黒澤正紀
古代西アジアでの金属利用の歴史

13:50-14:20
中野孝教
スズ同位体比を用いた青銅器産地判別

14:20-15:00
淺原良浩
イラン・ザンジャン州の磁鉄鉱-燐灰石鉱床の鉱石および母岩の化学組成とSr-Nd-Fe 同位体組成

15:20-16:00
横尾頼子
イランにおける降水の化学組成と季節変化

16:00-16:40
南 雅代
イランの石筍・トラバーチンを用いた西アジアの古気候復元の試み

16:40-17:40
ディスカッション


計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」およびA02-計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第1回合同研究会を開催します。

日時
2019年7月27日(土)13:00-17:30
会場
筑波大学東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)120 講義室 (地図

プログラム
13:00‒13:05 趣旨説明

13:05‒13:55
三津間 康幸(筑波大学)
セレウコス朝およびアルシャク朝時代バビロンの都市構造 ー『バビロン天文日誌』の記述を中心にー

13:55‒14:45
小高 敬寛(東京大学)
新石器化から都市化へ ー前6000 年頃のザグロスとメソポタミアー

14:45‒15:35
千本 真生(筑波大学)
ヨーロッパとアジアの接触 ー先史バルカン半島における都市化をめぐってー

15:50‒16:40
上杉 彰紀(関西大学)
都市・交易・地域間関係 ーインダス文明とアラビア半島の関係を中心にー

16:40‒17:30
足立 拓朗(金沢大学)
南レヴァントにおける先史時代遊牧民交易と都市

*参加自由、事前登録不要です。


A02-計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」および計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第1回合同研究会(講演会)を開催します。

日時
2019年6月28日(金)17:00-18:00
会場
筑波大学総合研究棟B 110教室 (地図中J-6

講師
河 合 望(金沢大学新学術創成研究機構)
演題
「古代エジプトにおける都市の景観と構造~新王国時代を中心に~ 研究の現状と課題」

*参加自由、事前登録不要です。


計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」では、国士舘大学イラク古代文化研究所の後援を得て、イラク・バビロン大学のハイダル・アルマモリ先生とクーファ大学のネシャト・アルハファジ先生を招いたワークショップを開催します。

日時
2019年6月22日(土)13:00-17:00
会場
サンシャインシティ文化会館 709室(東京都豊島区東池袋3-1-4) (地図)

プログラム
13:00–14:00
Kazuya Maekawa (Kokushikan University, Kyoto University)
Gišša (alleged Umma) in Early Dynastic IIIb Sumer: A new perspective from new documents from the "Umma region"
14:30–15:30
Haider Almamori (University of Babylon)
Excavations at two Sumerian and Babylonian cities
16:00–17:00
Neshat Alkhafaji (Kufa University)
Three unpublished texts: Naram-Sin inscription, marriage contract and mathematical text

*申し込み不要、直接会場へお越しください。
*ワークショップ終了後に懇親会を予定しております。参加をご希望される方は、rcwasia(at)hass.tsukuba.ac.jp ((at)を@に置き換えてください) までご連絡をお願いします。


⽇本⻄アジア考古学会第24回総会・⼤会特別セッションとして、計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第6回研究会を開催します。

日時
2019年6月15日(土)14:00-17:45
会場
筑波大学 第一エリア 1D棟 204講義室 (地図中K-6)

プログラム
14:00−14:05
三宅 裕 (筑波大学人文社会系)  趣旨説明
14:05−14:45
常⽊ 晃 (筑波大学人文社会系)
新⽯器時代のメガサイトとしてのテル・エル・ケルク遺跡
14:45−15:05
久⽥健⼀郎 (筑波大学生命環境系)
⽯器と珪質岩 −⽯器素材理解への地質学的アプローチ−
15:05−15:25
有村 誠 (東海大学文学部)
テル・エル・ケルク遺跡からみた北⻄シリアの新⽯器化−⽯器製作を中⼼に−
15:35−15:55
前田 修 (筑波大学人文社会系)
⻄アジアの⿊曜⽯交易と⽯器⽂化
15:55−16:15
丹野研一 (龍谷大学文学部)
テル・エル・ケルク遺跡の考古植物調査から始まった⼩⻨新品種の開発
16:15−16:35
本郷一美 (総合研究大学院大学先導科学研究科)
「肥沃な三⽇⽉弧」北部における家畜飼育の開始と周辺地域への伝播
16:35−16:55
三宅 裕 (筑波大学人文社会系)
アナトリアからみる北⻄シリアの新⽯器時代
17:00−17:45
討論

*参加費(資料代含む):日本西アジア考古学会員および筑波大学関係者 500円、非会員 1000円 事前申し込み不要


日時
2019年6月2日(日)15:30-18:15
会場
筑波大学・東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)432教室 (地図)

プログラム
15:30-16:15
唐橋 文 「初期王朝時代ラガシュの景観と社会」
16:15-17:00
渡井 葉子 「紀元前一千年紀バビロニアの都市の景観と社会」
17:00-17:45
三津間 康幸 「セレウコス朝・アルシャク朝時代バビロンの景観と社会」
17:45-18:15
ディスカッション

*申し込み不要、直接会場へお越しください。


計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による、聖シメオン教会(パシャバー)の保存に関する研究会を開催します。

日時
2019年5月31日(金)10:00 開始
会場
筑波大学・東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)557ゼミ室 (地図)

プログラム
谷口 陽子(筑波大学)
「アギオス・ニキタス・スティリティス聖堂(ウズムル教会)の保存に関する調査成果」
伊庭 千恵美(京都大学)
「ウズムル教会の微気候と劣化」
佐野 勝彦(ディアンドディ)
「カッパドキアの凝灰岩に対する強化撥水処置」
菅原 裕文(金沢大学)
「アギオス・シメオン・スティリティス聖堂」

*申し込み不要、直接会場へお越しください。


計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第5回研究会を開催します。

日時
2019年5月23日(木)14:00-17:30
会場
筑波大学・東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)119講義室 (地図)

プログラム
1. 松原康介
"Introduction"
2. Jean-Francois Pinchon
"La fortune critique sporadique de Gyoji Banshoya"
3. 渡邊祥子
"Commentaire et questions par Shoko Watanabe, une historienne de l'histoire coloniale du Maghreb"
4. 質疑応答

計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第3回研究会を開催します。

日時
2019年5月19日(日)16:00-17:30
会場
早稲田大学文学部(戸山キャンパス)39号館6階 第7会議室 (地図)

発表者
馬場 匡浩 (早稲田大学)
タイトル
「ヒエラコンポリスからみる古代エジプト都市」


計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」が後援する研究会を開催します。

日時
2019年5月16日(木)19:00-21:30
会場
龍谷大学 和顔館 4階会議室3 (地図中の①)

プログラム

1. 松原康介 趣旨説明(5分)

2. Jean-Francois Pinchon "Candilis and the holidays of the Greater number"

3. 質疑応答


計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第5回研究会を開催します。

日時
2019年5月11日(土)14:00-
会場
筑波大学・東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)556ゼミ室 (地図)

発表者
板橋 悠 (筑波大学人文社会系)
タイトル
「骨の化学分析から見る新石器化と都市化 ー西アジアと東アジアの事例からー」


*申し込み不要です。直接会場にお越しください



アナトリア考古学研究所の松村公仁先生をお迎えして、A02-計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」の特別講演会を開催します。松村先生は長年アナトリア(現在のトルコ共和国)における発掘調査に携わっており、2009年度からはトルコの首都アンカラの南東約65kmに位置するビュクリュカレ遺跡の調査を指揮しています。同調査はヒッタイト粘土板文書片の発見など、非常に重要な成果を数多くもたらしており、トルコにおける遺跡調査の中でも最も注目を浴びている遺跡の一つに数えられます。講演会ではこの調査についてお話ししていただきます。

日時
2019年3月20日(水)16:00-18:00
会場
筑波大学総合研究棟B 110教室 (地図中J-6

講師
松村 公仁 先生(アナトリア考古学研究所)
演題
「アナトリア古代史の諸問題:ビュクリュカレ遺跡発掘調査を通して」

コメンテーター
津本 英利 先生(古代オリエント博物館)


*参加自由、事前登録不要です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」では、トルコの人類学を牽引し第一線で活躍するY. S.エルダル教授を講師に迎え、講演会を開催します。

日時
2019年3月17日(日)14:00-16:00
会場
筑波大学・東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)119講義室 (地図)

講師
ユルマズ・セリム・エルダル (トルコ・ハジェテペ大学・教授)
演題
「埋葬から読み解く社会 ーアナトリア新石器時代葬制研究の最前線ー」

エルダル教授が主任を務めるハジェテペ大学人類学教室には、チャヨニュ、キョルティック・テペ、アシュックル・ホユックなど、トルコの著名な新石器時代の遺跡から出土した人骨が多数収蔵され、日々研究が進められています。それはまさに「宝の山」といった趣ですが、今回の講演ではその宝の山から何が見つかったのか、埋葬方法や副葬品にも目を配りながら、アナトリア新石器時代の埋葬伝統から見えてくる社会についてお話しいただきます。


*講演はトルコ語で行われます(日本語通訳あり)。事前申し込み不要、参加無料です。



計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」では、以下の要領で国際ワークショップを開催します。今回はトルコから3名の人類学者をお迎えし、国内の気鋭の研究者を交えて、「骨からわかること」と題して、食性、健康状態、人口構成など、多方面から新石器時代の人々の生活に迫ります。

日時
2019年3月15日(金)13:30-18:00
会場
筑波大学総合研究棟A107 (地図中のJ8)

プログラム

13:30-13:40: Yutaka Miyake (University of Tsukuba)
Opening address
13:40-14:10: Yuko Miyauchi (University of Tsukuba)
Reconsidering the infant burials in prehistoric West Asia: Case study from Tappeh Sang-i Chakhmaq, Iran
14:10-14:40: Osamu Kondo (University of Tokyo)
Paleobiology of the Neolithic people from Hasankeyf Höyük
14:40-15:10: Ömür Dilek Erdal (Hacettepe University, Turkey)
Population structure and health status of Aşıklı Höyük people
15:10-15:40: Coffee break
15:40-16:10: Yu Itahashi (University of Tokyo)
Change of the contributions of animal protein between hunter and herder in the Neolithic Anatolia
16:10-16:40: Kameray Özdemir (Hacettepe University)
From sedentary populations to centralized societies: Changing in dietary pattern in Anatolia
16:40-17:10: Yılmaz Selim Erdal (Hacettepe University)
Effect of agriculture on human skeleton: A bioarchaeological study in the Neolithic Anatolia

17:10-18:00: Discussion

18:00- : Reception


"Chivalric Bands (Futuwwa/fityān) in Medieval Islamic Cities"

ノートルダム大学准教授の Deborah G. Tor 先生をお迎えして、C01-計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」の特別講演会を東京、京都の二箇所にて開催します。Tor 先生は初期イスラーム時代の西アジア、中央アジアにおける政治、社会、宗教、軍事について幅広く研究しておられます。京都の講演では、モンゴル時代以前のバグダードを例に、任侠的民兵集団 (Futuwwa/fityān) の史上への登場とその活動について取り上げられます。多数のご来場をお待ちしております

日時
2019年3月15日(金)15:00開始
会場
京都大学・人文科学研究所本館一階セミナー室1 (地図)

講師
Deborah G. TOR 博士 (University of Notre Dame)
演題
"Chivalric Bands (Futuwwa/fityān) in Medieval Islamic Cities"

Dr. Tor is an Associate Professor of the Department of History, University of Notre Dame. She is specialized in the political, social, religious, and military history of the medieval Middle East and Central Asia, from the rise of Islam until the 13th century. Her publication include the books Violent Order: Religious Warfare, Chivalry, and the ‘Ayyār Phenomenon in the Medieval Islamic World (2007); The Abbasid and Carolingian Empires: Studies in Civilizational Formation (2017); Medieval Central Asia and the Persianate World: Iranian Tradition and Islamic Civilisation (2015 with A.C.S. Peacock). She also published numerous refereed articles and encyclopaedia entries in leading journals and reference works in the field.


*講演は英語で行われます(通訳なし)。事前申し込みは不要、参加無料です。

*問い合わせ先:人文科学研究所稲葉研究室


計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第3回研究会を開催します。

日時
2019年3月13日(水)13:00-16:00
会場
筑波大学・東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)435教室 (地図)

プログラム

1. 田中 英資(福岡女学院大学)
「『遺産』としての過去の痕跡とローカルな実践」

2. 村上 薫(アジア経済研究所)
「トルコ都市貧困層と権利概念の重層性:「住むことの権利」の考察に向けて」

3. 池田 昭光(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
「内戦後ベイルートにおける宗派と空間」

4. 木村 周平(筑波大学)
「トルコ都市の災害とレジリエンスの人類学」

総合討論



"Religious Partisanship (taʻaṣṣub) in the Medieval Islamic City"

ノートルダム大学准教授の Deborah G.Tor 先生をお迎えして、C01-計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」の特別講演会を東京、京都の二箇所にて開催します。Tor 先生は初期イスラーム時代の西アジア、中央アジアにおける政治、社会、宗教、軍事について幅広く研究しておられます。東京の講演では、モンゴル時代以前の「イスラーム都市」に特徴的な宗教的党派抗争(taʻaṣṣub) が、10〜12世紀のバグダードにおいてどのように展開しかつ変化したのかについてお話しされます。多数のご来場をお待ちしております。

日時
2019年3月12日(火)15:00-17:00
会場
東京大学・法文2号館・第三会議室 (地図)

講師
Deborah G. TOR 博士 (University of Notre Dame)
演題
"Religious Partisanship (taʻaṣṣub) in the Medieval Islamic City"

Dr. Tor is an Associate Professor of the Department of History, University of Notre Dame. She is specialized in the political, social, religious, and military history of the medieval Middle East and Central Asia, from the rise of Islam until the 13th century. Her publication include the books Violent Order: Religious Warfare, Chivalry, and the ‘Ayyār Phenomenon in the Medieval Islamic World (2007); The Abbasid and Carolingian Empires: Studies in Civilizational Formation (2017); Medieval Central Asia and the Persianate World: Iranian Tradition and Islamic Civilisation (2015 with A.C.S. Peacock). She also published numerous refereed articles and encyclopaedia entries in leading journals and reference works in the field.


*講演は英語で行われます(通訳なし)。事前申し込みは不要、参加無料です。


新学術領域研究「古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」2018年度領域全体研究会を開催します。
(一般非公開となります)

日時
2019年2月23日(土)12:00-17:00
会場
筑波大学・東京キャンパス文京校舎(茗荷谷)119講義室 (地図)

プログラム

イントロダクション: 山田 重郎 (筑波大学)

計画研究成果報告(各35分):

1. 計画研究A01-01: 三宅 裕(筑波大学人文社会系)
「西アジア先史時代における生業と社会構造」2018年度活動報告
2. 計画研究A02-02: 山田 重郎(筑波大学人文社会系)
「古代西アジアにおける都市の景観と機能」2018年度活動報告
3. 計画研究A02-03: 近藤 二郎(早稲田大学文学学術院)
「古代エジプトにおける都市の景観と構造」2018年度活動報告
―古代エジプトの祝祭都市テーベの景観と構造―
4. 計画研究B01-04: 安間 了(徳島大学大学院社会産業理工学研究部)
「古代西アジアをめぐる水と土と都市の相生・相克と都市鉱山の起源」2018年度活動報告
―地球化学からみた古代西アジア都市の石材と環境―
5. 計画研究C01-05: 守川 知子(東京大学大学院人文社会系研究科)
「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」2018年度活動報告
6. 計画研究C01-06: 松原 康介(筑波大学システム情報系)
「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」2018年度活動報告

ディスカッション

総括班ミーティング(総括班メンバーのみ)

懇親会 17:30-


計画研究04「古代西アジアをめぐる水と土と都市の相生・相克と都市鉱山の起源」による第1回研究会を開催します。

日時
2019年2月5日(火)14:00-
会場
筑波大学プロジェクト研究棟306 西アジア文明研究センター

発表者
黒澤 正紀(筑波大学生命環境系)
演題
「Tell el-Kerkh 2 Test Pit-Aの土器の特徴(中間報告)」


*事前申し込みは不要です。


日時
2019年2月2日(土)14:00-17:00
会場
京都大学・ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)(地図

講演1
Felix Arnold (German Archaeological Institute, Madrid)
“Madinat al-Zahra (Spain): a caliphal city of the 10th century”
(講師紹介・司会:深見奈緒子・国士舘大学)


講演2
Michele BERNARDINI (University of Naples "L'Orientale")
“Ghazni during the Qarawnas period, 1300-1370 ca”
(講師紹介・司会:守川知子・東京大学)


*講演は英語で行われます。事前申し込みは不要です。直接会場までお越しください。


イスタンブル・シェヒル大学教授のギョクハン・チェティンサヤ氏をお迎えして、計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による特別講演会を開催します。チェティンサヤ氏は19~20世紀のオスマン朝政治史やトルコの外交史をご専門とされ、主著に、アブデュルハミト2世期のイラク行政を扱ったOttoman Administration in Iraq, 1890-1908 (London: Routledge, 2006)があります。

日時
2019年1月31日(木)16:30-18:30
会場
東京大学本郷キャンパス、法文2号館・第三会議室(地図

講師
Prof. Gökhan ÇETINSAYA (Istanbul Şehir University)
演題
"Ottoman rule in Iraq under Abdulhamid II"


*講演は英語で行われます。事前申し込みは不要です。奮ってご参加ください。


計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」および計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第1回合同研究会(特別講演会)を開催します。

日時
2019年1月31日(木)17:30-19:00
会場
京都大学稲盛財団記念館 3F 中会議室
(京都市左京区吉田下阿達町46:京阪電車神宮丸太町駅から徒歩5分)

講師
フェリックス・アーノルド博士(マドリード・ドイツ考古学研究所 上席研究員)
Dr. Felix Arnold (German Archaeological Institute - Madrid Department)
演題
"A Garden in the Desert: Recent Excavations at the Bent Pyramid in Dahshur, Egypt"
言語
英語(通訳はありません)


*参加無料・事前申込不要

共催
・京都大学アフリカ学際研究拠点推進ユニット
・京都大学学術研究支援室
・日本学術振興会カイロ研究連絡センター
・金沢大学新学術創成研究機構


計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による特別講演会を開催します。フェリックス・アーノルド博士は、エジプトおよびスペイン各地のドイツ隊発掘をリードしてきた考古学者です。2000年にカールスルーエ工科大学にて博士号を取得されたのち、マドリード・ドイツ考古学研究所、カイロ・ドイツ考古学研究所、ハーバード大学で研究員を歴任され、現在は、マドリード・ドイツ考古学研究所の上席研究員として、後ウマイヤ朝の首都・マディーナ・アッ=ザフラー(936年創立)の発掘隊長を務められています。本講演会では、2018年に世界遺産として新たに登録されたことが記憶に新しい同都市における、近年の発掘成果についてお話しいただきます。

日時
2019年1月30日(水)16:00-18:00
会場
東京大学東洋文化研究所・3階大会議(地図

講師
Felix Arnold博士(マドリード・ドイツ考古学研究所上席研究員)
演題
"Madinat al-Zahra (Córdoba, Spain): Recent discoveries in the caliphal city"


*発表は英語で行われます。
*参加自由、事前登録不要です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

共催:東京大学東洋文化研究所班研究「イスラーム美術の諸相」


計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による国際ワークショップを開催します。
千数百年にわたって「都」であり続けたバグダード。本国際ワークショップでは、国内外からの研究者をお迎えして、バグダードの歴史と首都としての機能・役割に迫ります。

日時
2019年1月29日(火)10:00-17:30
会場
東京大学本郷キャンパス・法文2号館・教員談話室 (地図)
プログラム
趣旨説明: Tomoko MORIKAWA (The University of Tokyo)

Chair: Nobutaka NAKAMACHI (Konan University)
1. Yasuyoshi OKADA (Kokushikan University)
"Ctesiphon - Its architectural performance in the context of the Sassanian capital"
2. Naoko FUKAMI (JSPS Research Station, Cairo)
"Re-thinking the round fortified city of Baghdad from the urban history of West Asia"

Chair: Minoru INABA (Kyoto University)
3. Michele BERNARDINI (University of Naples "L'Orientale")
"Baghdad and Tabriz: Two capitals for one kingdom"
4. Gökhan ÇETINSAYA (Istanbul Şehir University)
"The notables of Baghdad in the late Ottoman rule"

総合討論
Felix ARNOLD (German Archeological Institute, Madrid)
Akihiko YAMAGUCHI (University of the Sacred Heart)


*発表はすべて英語で行われます。
*事前申し込みは不要です。
*研究会終了後に、山上会館にてレセプション(18:00~20:00)を行います。参加を希望される場合は守川(tomomo[at]l.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください([at]を@に替えてください)。



計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による国際ワークショップを開催します。

日時
2019年1月25日(金)13:00-17:30
会場
筑波大学東京キャンパス(茗荷谷)121講義室 (地図)

プログラム
13:00-13:15 Opening address:
Shigeo Yamada (University of Tsukuba)
"Topographical Terminology in Cuneiform Texts"
13:15-14:00 Lecture:
Jason Ur (Harvard University)
"The Archaeological Landscape of the Kurdistan Region of Iraq: Current Results and Future Prospects"

14:00-14:30 Discussion

14:50-15:25 Presentation 1:
Shin‘ichi Nishiyama (Chubu University)
"Archaeology of Assyrian Landscape in the Shahrizor Plain, Slemani"
15:25-16:00 Presentation 2:
Nobuya Watanabe (Chubu University)
"Considerations for the Spatial-Context of the Archaeological Sites: Utilization of Multi-Scale Remotely Sensed Data"
16:00-16:35 Presentation 3:
Akira Tsuneki (University of Tsukuba)
"Neolithization and the Landscape in the Chamchamal Area, Slemani"

16:50-17:30 Discussion

18:00 Reception


*発表は英語で行われます。事前申し込みは不要です。


計画研究06「西アジア地域の都市空間の重層性に関する計画論的研究」による第2回研究会を開催します。

日時
2019年1月23日(水)13:00開始
会場
筑波大学共同研究棟A501 (地図中K-7)

発表者
谷口 陽子(筑波大学人文社会系)
題目
「西アジアの文化遺産をまもる・壁画のテクノロジーの分析を通じて」


*計画研究班内の研究会ですが、ご興味のある方はどなたでも参加をお待ちしております。



コーカサス地方の国、アルメニアより研究者をお迎えし、計画研究01第2回研究会(講演会)を開催いたします。アルメニアでは近年、考古学的調査が大きく進展し、新石器時代に農耕が拡散していく状況や、銅石器時代・青銅器時代にも西アジアと文化的に深い関係にあったことが明らかになっています。今回は、そうした最新の研究成果をもとに、アルメニアにおける都市化の過程についてご講演いただきます。

日時
2018年12月9日(日)14:30開始
会場
筑波大学東京キャンパス(茗荷谷)121講義室 (地図)

講師
Artur Petrosyan(アルメニア国立考古学民族学研究所)
演題
「アルメニアにおける都市的生活の始まり-村落から都市への変遷-」
言語
アルメニア語(日本語通訳あり)


*事前申込不要(直接会場へお越しください)


計画研究01「西アジア先史時代における生業と社会構造」による第1回研究会を開催します。

日時
2018年11月10日(土)13:30-17:00
会場
筑波大学東京キャンパス(茗荷谷)651ゼミ室 (地図)

発表者
13:30-14:30
三宅 裕(筑波大学)「西アジア先史時代における貝製装身具」

14:30-15:30
有村 誠(東海大学)「PPNB式対向剥離石刃製作技術のもつ意味を考える-その始まりと終わりに注目して-」


*研究発表終了後に、計画研究班での打合せをおこないます。


計画研究02「古代西アジアにおける都市の景観と機能」による第1回研究会(講演会)を開催します。

日時
2018年10月19日(金)16:45-18:00
会場
筑波大学筑波キャンパス・総合研究棟B108 (地図中J-6)

講師
菊地 咲(ハイデルベルク大学博士課程)
演題
「古代メソポタミアにおける暦注」

*どなたでも参加可能です。奮ってご参加ください。



計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」による第2回研究会を開催します。

日時
2018年10月19日(金)16:00-18:30
会場
東京大学本郷キャンパス・法文2号館第三会議室 (地図)

講師
Dr. Mohamed Ahmed Soliman
(Director General of the Archaeological Affairs Old Cairo and el-Fustat, Ministry of Antiquities)
演題
"Reconstructing the Islamic Water System in Alexandria during the Medieval Period"

*講演は英語でおこなわれます



数千年の歴史を誇るシリア第二の都市アレッポ。本合同研究会では、考古学的基盤の上に重層的に構築されてきた歴史都市アレッポの都市構造に、ソフト・ハードの両面から光を当て、西アジアの都市の発生と変容を展望したい。

日時
2018年 10月7日(日)13:00-17:00
会場
東京大学本郷キャンパス・法文2号館第三会議室 (地図)

趣旨説明:守川 知子(東京大学)・松原康介(筑波大学)
1.谷口 淳一(京都女子大学)
「イスラーム宗教施設からみる前近代アレッポの都市構造
─アイユーブ朝期とマムルーク朝期の比較」
2.黒木 英充(東京外国語大学)
「オスマン後期・騒乱頻発期のアレッポの都市構造と都市民」(仮)
3.松原 康介(筑波大学)
「シリア都市計画史の論点」
総合討論

*どなたでも参加可能です。奮ってご参加ください。



日時
2018年 7月31日(火)16:30-18:00
会場
筑波大学プロジェクト研究棟306 西アジア文明研究センター (リンク先地図中のJ5)
講師
江田 真毅 氏(北海道大学総合博物館)
発表題目
「トルコ、ハッサンケイフ・ホユック遺跡における鳥類利用」

動物考古学者である江田真毅氏をお迎えし、鳥類の利用についてお話しいただきます。
*申し込み不要です。直接会場にお越しください。



Copyright © 2018 The Essence of Urban Civilization: An Interdisciplinary Study of the Origin and Transformation of Ancient West Asian Cities.